ｻﾝﾀが白木に飛んで来た

広島市内のパラグライダー愛好家が20日、安佐北区白木町の神ノ倉山（５６１メートル）からサンタクロース姿でフライトした。地上で見上げる子どもたちに空から一足早いクリスマスプレゼントをパラシュートで配った。

　神ノ倉山で活動する同連盟が約20年前から続けている。白木町の井原小６年平岡優希君(11)は「サンタさんが空からプレゼントを届けてくれた」と喜んでいた。市ハンググライディング連盟のメンバー７人がサンタクロースの衣装を着て、山頂付近の離陸場から次々と飛び立った。子どもたち約３００人が待つ広場の上空約１００メートルからパラシュートを付けたお菓子約20個を落とした。着陸後にも約３００個を配った。