先日、酸素欠乏により大脳新皮質が機能を低下させ、
結果として人間が獣化し、大脳辺縁系の赴くまま
自分より弱いと判断するものを攻撃するのではないかと
投稿した。
その後、ふと考察を続けてみて気付いたことがある。
私自身、哲学をやっていた時はしばしば深い思索に陥るので
結構考え込んでいくことが傾向としてあるようだけど・・・。
もし、気密性の高い建築物、排気ガスによる大気汚染により
窓を開けて空気の入れ替えを行うこと自体が非常に厳しい場合、
大勢の従業員のいる環境であればあるほど、酸素欠乏状況が
発生する。
結果として、人間らしさと言われている大脳新皮質の血流量が
減少し、機能を低下させる。
その場合、本能の部分である大脳辺縁系が優位になるんだろうが、
とすると・・・
人間の本能って???
他者を犠牲にしても自分の快楽を優先させること???
基本的な生命維持を司っている脳幹、感情や本能を司っている
大脳辺縁系。すなわちこの基本レベルの脳の段階には
「他者」が存在していない。あくまで「私」だけの世界。
「世界の中心は”私”」ということ。
よく自然の摂理に反していると無理が生じる、と言われるけれど、
このように考察してみると、今の人間社会自体が無理をしている
ということになりかねない。
そして自然にしたがって人間が本能のままで生きるようになったら、
おそらくヒトという種は今の人数を維持出来なくなるんではなかろうか?
きっといじめ・ハラスメントだけでなく、行き着く先は
殺し合いで種としての数を調整していき、ある程度まで
減少したら、踏みとどまるのではないか・・・。
まあ、私自身は生物学には全く興味が無いんでどうでもいいことだけど・・・^^。
おそらく自然の摂理からはあり得ないほどヒト科の生命体が増えすぎたんだろう。
じゃあ今の数を維持しつつ、「共存」出来るようにするにはどうすればいいか?
人間特有の大脳新皮質を有効に活用していくにはどうすればいいのか?
おそらくその方法が「自分の夢に他者を絡めること」になるんじゃないだろうか。
本能レベルではあくまで「自分」だけ。
ただし、その「自分が本当の望む夢」に「他者」を絡めることで
ようやく「共存」ということが可能になってくる。
誰かの幸せが自分の幸せ、言葉にすると言い尽くされて、
安っぽい感じさえしてしまうけれど、個体数を維持していく上でも
共存の方法として選択できるものではないだろうか?
あなたは誰と一緒に夢を実現したいですか?