最近聞いた
いい話。
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アメリカ海兵の優秀なパイロットが
75回目の出撃で、敵の地対空ミサイルに撃墜されました。
落ちていく中、危機一髪でパラシュートで脱出に成功し助かった。
それから50年。
彼はいろいろなところで海兵で学んだ経験を講演していた。
そんなある日の帰り、妻とレストランで食事をしていると
突然、声をかけられた。
「君はあのとき、撃墜されたパイロットじゃないか」
「?そうだが、ずいぶんと古い話だね。
あんたは、なぜそんなことを知っているんだい?」
すると
「どうやら、パラシュートが開いたようだね。
あのとき、私が君のパラシュートをたたみ詰めたんだ」
そのとき、パイロットは深い驚きと感謝で思わず息をのんだ。
当時、同じ海軍とは言え、
あの男は一水兵で、私はエリートパイロット。
今となっては、顔も覚えていなかった。
当時は、何度か顔はあわせていただろうが、
「元気か」「いつもありがとう」
など、自分から声をかけたことは、一度でもあっただろうか・・
間違いなく、あのパラシュートが
いい加減に詰められたものであれば、
僕は今ココにはいない。
人は皆、気がつかないうちに
誰かにパラシュートを詰めてもらっている。
決してそのことを忘れてはいけない。
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