今日はスーパー営業をご紹介しよう。
その人とは、
株式会社ジェイブレイン 執行役員 上村 一行 である。
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今日は社内の営業2名と飲み。
第2Q の展望について、話あった。
いい話ができて帰宅。
帰宅途中、営業がまだ2名欲しいことを思い出し、
上村さんの携帯に電話。
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服部:「あぁ、上村さん。あと2名だしてよ」
上村:「はい、了解しました」
服部:「4月末までに欲しいのよ。よろしくねん」
上村:「了解です。ところで、頂いた電話で恐縮ですが、
4月末までに2名コミット、ってことで、進めさせて
もらっていいですか?」
服部:「あぁ、もちろんいいですよ。」
上村:「ってことで、平均年収400万でカウントさせてもらって
240万で注文をもらって、進めさせてもらった方が、会社としても
進めやすいんですよねーー」
服部:「なるほど。ほんで、もし1名しか決まらんかった場合は?」
上村:「そんときは、また調整させていただく、とゆうことで」
服部:「なるほどねぇ。わかりましたよん」
上村:「じゃあ、明日注文書をだしますから、頼みます」
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うーーーむ。
この、たった3分の電話に、営業の極意が
凝縮されてますねぇ。
①
上村:「了解です。ところで、頂いた電話で恐縮ですが、
⇒全然恐縮してません。
でも、お客さんだから、とりあえず恐縮してるフリをして、
自分のいいたい事、を言うんですね。
②
上村:「4月末までに2名コミット、ってことで、進めさせて
もらっていいですか?」
⇒とりあえず言ってみる姿勢
なんだか、よくわかならいですが、とりあえず言ってみる、
ってのは、営業としてとても大切です。
③
上村:「ってことで、平均年収400万でカウントさせてもらって
⇒具体的な数値で攻める
はい、これもとても大切ですね。なんとなくあいまいな
表現を用いても、お客さんが理解できないと意味ないですから。
④
上村:「会社としても進めやすいんですよねーー」
⇒まるで全社をあげて手伝うような錯覚
これも、「とりあえず言ってみる」の延長ですね。
全社をあげて手伝うといわれると、まあうれしいもんで。
言ったもん勝ち、ですから。
⑤
上村:「そんときは、また調整させていただく、とゆうことで」
⇒う、うますぎる
服部は、これで調整してもらえるような気持ちになってるわけですねぇ。
⑥
上村:「じゃあ、明日注文書をだしますから、頼みます」
⇒間髪いれずにかぶせる
ここまで来て、「後日調整で」、って営業はいっぱいいますが、
それだと、受注できないですねぇ。
相手がその気になってるときに、発注まで持っていく、わけですね。
まあ、こんな感じで、たった3分間で
すっかりその気にさせられました。
最後に、最も大きな理由があります。
⑦服部が酔っていた!!!
相手が酔ってるところを、見計らってクロージングしてくるとは、、、
恐るべし、ですね。
営業マンの皆々様
是非、上村さんの行動から学習しましょうね。