たったひとりの生き残り。 | 「淡路島のはいちゃんにっき」

たったひとりの生き残り。

大楠ちびっこ園(蒲生にある幼保連携型認定こども園)にゆきちゃんと一緒にブレインジムをしに行って来ました。

ちびっこ園に来るのは3年目。
年少・年中・年長クラスと体幹作りに役立つ体操を動物の真似をしながらすすめました。

園長先生をはじめ先生方も関心を持ってくれて、僕のレイキの師匠でもあるまるちゃんが次回は先生方の勉強会を行ってくれることになりました。

そして鹿児島での仕事を終えて、昨日は特攻平和会館に行ってきました。

2回目の特攻平和会館。
特攻


前回、初めて行った時は涙涙で、17歳~20歳代の青年がどのような気持ちで任務についたのかと想像すると、悲しくて、つらくて、とても苦しくなりました。

今回は、特攻隊員の方々の残した言葉を一つ一つ、じっくりを噛みしめるように見て回ることができて、もっとゆっくりお一人お一人を感じたくて、時間が足りませんでした。次回もしっかり時間を確保して来たいと思います。

一番の感動は、「語り部」の方のお話でした。
(上の写真の右から2番目の方)


めちゃくちゃ、お話がうまくて、声がぴしーーーと一本筋が通っていてかっこよく、無駄な言葉がないんです。しかも、心がこもっていて情景が浮かぶようで、でも大げさでなく。

この語り部さんのお話に感動しました。

終わったあとに、まるちゃんが語り部さんにお声がけをして、少しお話を聞くことができました。

現在、特攻隊員の生き残りの方は、日本でたったお一人になってしまったとのこと。

特攻で命を失った方、特攻で生き残った方、その思い、願いはどのようなものだったでしょうか・・・。

戦争を知らない僕たちのような年代が、時代背景事実を知って、この命のバトンを生き切ること、しっかりあとの世代に受け継いでいくこと、とても大切だと思いました。


そして、特攻平和会館があるのは、この方が40年かけて特攻隊員全員の遺影や遺品を集められたから。


日本人ならまず一度、必ず行って欲しい場所です。ツアーや修学旅行だけでなく、個人で知覧に行ってみて欲しい。今回もそう思いました。

僕もまた来ます。

淡路島で発達支援コーチング、はいちゃんでした。