風呂屋の三助理論 | 「淡路島のはいちゃんにっき」

風呂屋の三助理論

今日まで東京です。

まいどブレインジムからあげ先生 はいちゃんです。


たまに高校や学校に講演に呼んでいただくのだけれど、だいたい目標実現や自分のモチベーションを上げるという話をオファーいただく。


ボクがいつも言っていることは

・モチベーションは、それ自体をあげようとすることがまず大きな間違い

・バカな夢を持て

・総合大学を出て大手企業の正社員を続けるほど、不安定なことはない



先日買った松永安左エ門の自伝「電力の鬼」に福沢諭吉との会話が載っている


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その時ボクは会社をやめようと思っていた。

そのことを福沢先生に相談すると、先生はこんなふうに言った。

「学校を出たら、なんになったらいいでしょうか?」

「そりゃ、むろん独立した実業家だ。役人になったり、銀行員、会社員になったりしてはつまらん」

「ところで、独立した実業家というと、どんな仕事をするんですか?」

「差し当たりうどん屋などはどうか」

これにはさすがのボクのビックリ。

「うどん屋とは驚きました」

「それじゃ、風呂屋の三助か。こいつはなかなか有望だと思うがね」

(中略)

聞いてみると、この「風呂屋の三助」実業家論は、先生の就職指導におけるオハコらしく、

ぼくばかりでなく、誰にもよくもちだされたそうなのだが、

「月給取りの口がないから三助になるのでなく、三助になれないから月給取りの口でも探す」


という考え方は、当時としても、既に素晴らしい卓見で、
今日のわが日本の現状では、
この先生をふたたび地下より立たしめて、
さらにいっそう大声叱咤して
いただかねばならぬことのように思われる。

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注:三助とは

明治時代の当時でさえ、このような見分があったのだということが興味深い。

ましてや、現代においてはいわずもがな。


それが、まだ、会社の正社員になることが、一番ヘルシーで安定するための一番の成功の道だと思い込んでいる大人や親や学校の先生のなんと多いことか。

大人が変わらないとね。

こどもは、しんどそうに不満を持ちながらただ生活費を稼ぐために働いている大人を見ているので、一番良く知っているはずです。

「とはいっても、食っていかなくては」

「家族を養わないと。。。」

そのような思い込みを外してから会社員したら世界が変わると思います。

今風にいうと

「月給取りの口がないからラーメン屋の見習いになるのでなく、ラーメン屋の見習いになれないから月給取りの口でも探す」

くらいがいいんじゃないかな。




話は変わるけど、

誰か、ボクの会社で働いてくれる人はいないですか?

はっきり言って野ざらしの掘っ立て小屋ですけど、

なんでも好きなことできますよ。


昨日のランチ。わらじカツ丼でかい!
「はいちゃんにっき」からあげ大好き全国出張中-わらじ


6日連続講座のお祝いで、日帰り温泉へ。
温泉あがりにバーでジンジャエールを。
すんごい気持ちよかったです。
「はいちゃんにっき」からあげ大好き全国出張中-バー