脳の個性と学習の困難 | 「淡路島のはいちゃんにっき」

脳の個性と学習の困難

6日間の高知滞在で、毎日唐揚げを食べた・・・

まいど、ブレインジムからあげ先生・灰谷孝です。

全国行脚123日目、高知県 道の駅土佐和紙工芸村  に泊まりました。

キャンピングカー生活中【気づく力を磨く】ブレインジム伝道旅ブログ-くらうど

ここはお風呂や宿泊施設もついていますよ~。
薬湯で雰囲気も良く、おすすめです!


↓目の前に流れる仁淀川


キャンピングカー生活中【気づく力を磨く】ブレインジム伝道旅ブログ-かわ



昨日、高知の愛進学院 さんで実施させていただいた

「数学・算数向上のためのブレインジム」

は、子どもたちと保護者さん、12名ほど参加してくださいました。

・学ぶ準備ペース
・自分の脳の個性を知ろう「利き脳検査」
・水は○○のお助けマン
・読み飛ばしを防ぐエクササイズ
・道筋をつけて考えるためのエクササイズ
・落ち着いて問題に向かえるエクササイズ

などです。


100マス計算で変化を感じる実験をやってみたのですが、

「何か変化あった?」ときくと


「10秒はやくなった!!」

「最後の一行で止まらなくなった!!」

「目が疲れなくなった!」
(これは100マス計算を初めてやったゆきお姉さんの感想です・・・。)

と笑顔で言ってくれました。


「タイムが速くなるだけが変化じゃないよ。やりにくさや身体で感じることも気づいてね。」

とお伝えしたら、子どもたちは繊細にそれを感じて、その気づきを言葉にする事ができます。


一番最後まで時間のかかっていた、愛されキャラのAくんも、泣き泣きやっていたけど、最後まであきらめずに解いていました。最後までやりきってすごいね。


今回も一番学んだのは、僕たちだったかもしれません。


子どもたちには、とても豊かでユニークな個性があって、


それぞれの個性とペースに会った学習があって、


それ自体が素晴らしくて、尊重して、すすんでいけるのだと、


いうことを教えてもらいました。


8人いた子どものうち3人の子どもさんが、

「アインシュタインプロファイル」

と呼ばれる、一般的には学校での学習に困難を感じやすいタイプでした。


一見、成績のアップダウンが激しかったり、鉛筆の持ち方が変だったり、何度言っても読み飛ばしなどの単純ミスをするように見えるのは、脳の個性と関係していることを知っておくと、


「頑張りなさい!」
「なんで出来ないの?」

から

「じゃこの動きをやってみたら?」

に変えることができます。


そんな可能性がますます広がっていきます。


ゆきお姉さんが

「子どもたちとのブレインジムは学ぶことがいつも以上に多いね」

と言いました。そのとおりやね。


子どもたちは、いつも教えてくれる存在です。