9月3日は、雇用統計の発表でした。
私はご承知の通りFX初心者で、”雇用統計”を
全然意識していませんでした。
以前、XAU/USDはボラティリティー(価格変動)が大きく
米国の雇用情勢等の影響を受けやすいということは
見聞きしておりました。
しかしながら、投資とか相場なんか全くしたことのない
FXを実践し始めて3,4日程度の初心者ですから
その恐ろしさを現実に体験するまで全然わかりませんでした。
今日(金曜日)の動きを簡単にお話します。
今日は、ボラティリティーの幅がいつもより小さく、ポジションを
持って様子見と言う事が出来なかったので、昼過ぎから様子を
見ながら最終的に夕方までに”売り”のポジションを2つ持ちました。
わたしは、損を出さないために建値で決済逆指値(S/L)を決めてから
放置しています。
注文(売り)が確定してから決済逆指値(S/L)を確定するには、ある程度
下げ方向の値動きが必要になります。
直ぐに下がって確定できることもあれば、注文直後に上げ方向に
値が動いて確定ができないこともありますのでポジションを
見ながら待機していました。
いくつかのポジションは、利確のタイミングを逸して決済逆指値(S/L)で
決めておいた建値で決済。
(利確できてれば約2万円になってました。欲を出したせいで絶好のタイミングで
利確できませんでした^^;)
それで夕方までに残ったポジションが2つ。
実践したここ数日の経験では、ロングで最低でも建値で決済できて
いたんですが、今日は違っていました。
「まあ、最悪週明けまでこのままポジションを持っておけば、
値も下がってくるだろう」なんて甘いことを考えておりました。
ここからが恐怖の雇用統計発表の影響が出ます。
午後9時30分ごろだと思いますが、価格が爆上がりをはじめました。
証拠金維持率はどんどん下がっていきます。
「おいおい どこまで上がるんだよ!」
「早く止まってくれ”!」
心のなかではなく、口に出すと同時に久しぶりに冷や汗をかきました。
爆上がりのスピードは凄まじく、十分な証拠金を積んでおかなければ
一瞬(と言っても1分程度)でゼロカットされます。
最終的には、証拠金維持率が900%付近で安定はじめ、1,680%で今週の
取引が終わりました。
気分を変えて、週明けからの取引状況を見たいと思っています。
土・日に何もなければ良いんですが^^;
【今回の反省点】
過去の雇用統計発表前後の値動きを確認していなかったのも
ありますが、雇用統計発表前後の値動きがどの様になるのかを
知るべきでした。
GOLDは米ドルとのペアになっています。
ですから、基本的にアメリカの経済指標や要人発言に反応します。
つまり、重要指標発表の前後だけでなく発表前から大きくスプレッドが開いたり、
上下に揺さぶられたりします。<今回これを自分自身が経験しました。>
ということで、指標発表前、発表時、発表後の動きを調べてみました。
●指標発表前(5分から直前)
雇用統計、政策金利発表前では、1分程度の間に5ドル近く値動きがあるのが普通。
●指標発表後(発表~1分程度)
指標の結果次第で、重要指標の場合 10ドル近く動くことも普通。
●指標発表後
指標の結果次第で、発表直後に10ドル近く爆上げし、一瞬で全戻しする
パターンが比較的多い。
<チャートが落ち着くのは?>
短いときで10分程度、長い時だと30分程度は方向性が見えない場合がある。
というような事が書いてありました。
<参考、引用:ぶっちゃけどない?海外FXの裏表事情
こんな有り難い情報があったのですから、もっと早くから勉強しておけばよかったと
思っています。
ありがとうございました。