調子が悪くなると、右後頭部の少し後ろの空間に、「死」の一文字が浮かび上がってきます。
薄気味悪いかもしれませんが、これは救いでもあります。
行き場のない抑うつの世界のなかでは、死は救いです。堪え難い苦痛の世界から、別の世界へと転生するための突破口なのです。
いつか全ての軛から解き放たれて、自由になりたいと夢想することは、時として必要なプロセスだと感じます。