実は明日妻が入院します。あさって帝王切開なんです。なぜ帝王切開かというと、骨盤位、つまるところ、さかごなんです。現在骨盤位は分娩時のリスクが高いという統計学的証明がなされ、経膣分娩はあまりやらないんだそうです。10年ちょっと前、僕が国家試験の勉強をしてた時はそうは習わなかった。そのかわり「8の字法」とかいう娩出方法を習ったり、骨盤位と頭位の時の胎児の動き方とか、そんなのを習いました。たった10年だけど、医学知識はどんどん変わるなあ。
僕が専門にしてる膠原病の世界だって、10年前とは全然違います。僕が医者になった頃のリウマチの患者さんは、みんなあちこちの関節がメチャメチャになっている人が多くて、本当にかわいそうでした。でも最近は、数年前に抗TNF療法という新世代の治療法が出現した事と、メソトレキセート少量経口パルス療法というのが普及したおかげで、急速にリウマチの患者さんの未来は明るくなってきました。それ以外の膠原病でも、考えてみれば昔は思いもつかなかったような治療をたくさんやってるものなあ。
時代遅れな医者にならないようにしなければ。そんなわけで躁状態で頭の回転がいいときは、極力勉強するようにしています。笑える程の勢いで勉強がはかどります。これはこの病気の得なところかもしれないな。
僕が専門にしてる膠原病の世界だって、10年前とは全然違います。僕が医者になった頃のリウマチの患者さんは、みんなあちこちの関節がメチャメチャになっている人が多くて、本当にかわいそうでした。でも最近は、数年前に抗TNF療法という新世代の治療法が出現した事と、メソトレキセート少量経口パルス療法というのが普及したおかげで、急速にリウマチの患者さんの未来は明るくなってきました。それ以外の膠原病でも、考えてみれば昔は思いもつかなかったような治療をたくさんやってるものなあ。
時代遅れな医者にならないようにしなければ。そんなわけで躁状態で頭の回転がいいときは、極力勉強するようにしています。笑える程の勢いで勉強がはかどります。これはこの病気の得なところかもしれないな。