夢の中の私は、Mの片足がない事にショックを受けたが







辛いのはMなんだからと、悲しみをグッと堪えて








私がMの足になるから、たまには一緒にお出かけしようよ!







と、努めて明るく振る舞っていた。








しかし、Mは








実は、両目にも悪性腫瘍ができていて、顔面の目から下を切断しなくてはいけないの。






目も見えない上、顔にエピテーゼをして生きるくらいなら、死にたい…







(エピテーゼとは、病気や事故で失われた体の一部を、シリコン等の素材でリアルに再現した人工装具の作り物。私の大学でも目とその下がない人用に作っていた…)








と、淡々と言ったのだ。








私は、絶対生きていてほしいと心では思ったが








後遺症の辛さが並々ならぬ過酷なものだと言う事も痛いほどわかるし








自分がその立場になれば同じように死にたいと思うと感じたので、かける言葉が見つからなかった。








気がつくと







なんてことを…







と言いながら、Mを抱きしめている自分がいて








涙が溢れ落ちるのを隠そうとしていたところで







目が覚めた。








が、あれ?Mって現実めっちゃ健康そうじゃない?こんな縁起でもない夢、さっさと忘れよ魂が抜ける







と思って、冒頭に戻るのである。