2026年10月22日(木)
本日も株式市場は大荒れ。
日経平均は1,713円安。
ところが、そんな市場を尻目に、20%も30%も上昇する銘柄がいるのである。
なんということでしょう。
みんなが下がっているのに、暴れ回っている方々がいらっしゃる。
一方、日清製粉のように、穏やかに株価が動く企業もある。
そこで本日は、ゲスグループの新企画。
「暴れん坊銘柄研究室 VS お上品な銘柄研究室」
開幕でございます。
■ まずは本日のHACHI-0
今夜もJ-Quantsを取り込みました。
本日の成績はこちら。
項目| 結果
J-Quants取得| 4,443銘柄
HACHI-0発掘候補| 49銘柄
幽霊社員の検証| 10銘柄
幽霊社員の勝敗| 3勝7敗
100株ずつの終値評価損益| −70,600円
日中の最大含み益合計| +48,800円
日中の最大含み損合計| −119,900円
※幽霊社員の成績は前営業日の終値を基準に、各銘柄100株で計算した仮想評価です。実際の売買損益ではありません。最大含み益・損失はそれぞれ日中高値・安値に基づく理論値です。
……。
マイナス70,600円。
幽霊社員よ。
お給料は払っていないけれど、損失だけは立派ではないか。
特にクオリプス(4894)。
100株でマイナス53,000円。
南海化学(4040)はマイナス17,500円。
この2銘柄で、ほぼ全体の損失が決まってしまった。
一方、KeyHolder(4712)はプラス7,400円。
Photosynth(4379)はプラス1,700円。
フリュー(6238)はプラス1,800円。
勝っている方もいる。
問題は、大きく負ける銘柄をどう扱うかなのである。
■ 第一研究室「暴れん坊銘柄研究室」
さて、本日の市場には、とんでもない方々がいらっしゃった。
HACHI-0が発掘した銘柄の一部をご紹介しよう。
10月22日の暴れん坊たち
銘柄| コード| 終値| 前日比
日本エンタープライズ| 4829| 138円| +35.3%
ハイブリッドテクノロジーズ| 4260| 317円| +33.8%
GMOプライム・ストラテジー| 5250| 1,399円| +27.3%
UEX| 9888| 1,477円| +25.0%
GRCS| 9250| 1,649円| +22.2%
バルテスHD| 4442| 544円| +17.2%
SIGグループ| 4386| 1,116円| +15.5%
※HACHI-0の10月22日市場異常候補データより。急騰率が高い順に抜粋。翌日の上昇を保証するものではありません。
なんですか、この数字。
日本エンタープライズ、35%上昇。
ハイブリッドテクノロジーズ、33%上昇。
こんな方々を見てしまうと、普通の株価変動が物足りなくなる。
ああ、いけない。
またティアフォー症候群が顔を出している。
しかし、これらの銘柄には注意が必要である。
大幅上昇した銘柄には、翌日、利益確定売りが集中することもある。
ストップ高などで、買いたくても買えない場合もある。
上昇率が大きいことと、利益を取りやすいことは違う。
これは、37秒で損切りされた私が申し上げるのだから、説得力だけはある。
ゲス。
■ 第二研究室「お上品な銘柄研究室」
さて、暴れん坊の対極にいる方々。
こちらは落ち着いた企業を中心とした研究室である。
銘柄| コード| 注目する特徴
日清製粉グループ本社| 2002| 食品事業、比較的穏やかな値動き
NTT| 9432| 通信基盤、配当、長期保有の検討
ソフトバンク| 9434| 通信収益、配当
KDDI| 9433| 通信事業、継続的な収益基盤
※事業の安定性を重視した比較対象であり、株価の安全性や利益を保証するものではありません。
この方々は、ティアフォーとはずいぶん雰囲気が違う。
特に日清製粉。
ゆるやかに、ゆるやかに。
実にお上品な値動き。
上皇后美智子さまのご実家、正田家ゆかりの企業でもある。
そんな企業を見ながら、私は思ってしまった。
「つまらないわねえ……」
なんという失礼なことでしょう。
ティアフォーでは37秒で退場させられているのに、こちらは穏やかに動いているだけで不満なのである。
品格が足りないのは、株ではなく私である。
ゲス。
ただし、ここで大事なお話。
私はNTTもソフトバンクも、投資を始めたころにミニ株で購入した。
当時は少額の購入でもドキドキしたものである。
そして現在。
どちらも含み損を抱えている。
大企業だから安全、というわけではない。
事業が安定していても、株価が買値を下回ることはある。
配当を受け取りながら長期保有する選択もあるけれど、業績悪化や減配には注意しなければならない。
お上品な方々も、油断は禁物なのである。
■ そして第三の研究室「実際に利益を狙う銘柄」
実は、今回いちばん重要なのはこちらかもしれない。
暴れん坊すぎても困る。
お上品すぎて株価が動かなくても、短期利益は狙いにくい。
そこでHACHI-0の49銘柄を見直し、翌営業日の監視候補を3つに絞ってみた。
10月23日(金)のHACHI-0注目3銘柄
銘柄| コード| 10/22終値| 前日比
ベクトル| 6058| 2,165円| +6.9%
KeyHolder| 4712| 980円| +7.0%
トビラシステムズ| 4441| 1,650円| +5.4%
1.ベクトル(6058)
本日の出来高は約142万株。
以前からHACHI-0で継続監視してきた銘柄である。
値動きと売買の活発さのバランスを評価し、今回の第一監視候補にした。
ただし、既に上昇しているため高値追いは警戒。
2.KeyHolder(4712)
本日は7%上昇。
幽霊社員の成績もプラス7,400円。
本日の終値は日中高値に近く、買いの強さが見られた。
ただし、翌日の反落には注意。
3.トビラシステムズ(4441)
本日の出来高は過去平均の約14.1倍。
これは注目に値する。
買いの勢いが続くのか、それとも一日限りのお祭りだったのか。
明日の動向を確認したい。
なお、これはHACHI-0の機械的な順位をそのまま採用したものではなく、出来高と売買のしやすさを考慮して選び直した監視候補である。
3銘柄とも、購入決定ではありません。
寄り付き前の板や、9時05分以降の値動きによっては見送る。
これが現在の方針です。
■ テンバガー候補も、ちゃんと探している
今回の49銘柄には、以前から見覚えのある企業も含まれていた。
そして、株探の急騰銘柄にも、HACHI-0で見た名前がちらほら登場している。
これは気になる。
もしかするとHACHI-0には、大きな値動きをする企業を見つける力があるのかもしれない。
ただし、ここは冷静に考えなければならない。
急騰の前に発掘できていたのか。
急騰してから発掘したのか。
それによって、評価は大きく変わる。
発掘能力と、実際に儲ける能力は別である。
この違いを数字で明らかにするのが、これからのHACHI-0の仕事だ。
■ 明日のゲスグループ
暴れん坊銘柄は研究する。
お上品な銘柄も研究する。
そして、実際の売買候補は厳しく選ぶ。
この三本立てで進めてみようと思う。
今までの私は、値動きの面白さに少々引っ張られていたのかもしれない。
しかし、市場で生き残るには、面白いだけでは足りない。
勝たないと、残れないんやで。
これは本当にそう思う。
資金がなくなれば、次の勝負には参加できない。
だから、損失を小さくしながら、利益が残る方法を見つけなければならない。
幽霊社員も、いつまでもマイナス70,600円では困る。
ゲスグループには、そろそろ働いていただきたい。
もっとも、本日の研究を見ていると、いちばん危険なのはティアフォー症候群の私かもしれない。
日清製粉の皆様。
落ち着いた株価を「つまらない」などと申し上げて、失礼いたしました。
明日はもう少し品格を持って市場に臨みたいと思います。
……。
ところで、明日の暴れん坊はどなたかしら?
治っとらんやないかい!
ゲス。
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※本記事は2026年10月22日のHACHI-0データと個人的な投資体験に基づく記録です。掲載銘柄は研究・監視対象であり、売買を推奨するものではありません。株価や出来高、配当などの条件は変化します。
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