AIに株の判断を全部任せて、利益を出している人を見た。
悔しい。
こっちは毎日、板を見て、PTSを見て、チャートを見て、指値を考えている。
それでも買えなかったりする。
AIに全部任せて儲かるんやったら、私のこの苦労は何なんや。
という話になった。
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指値って、何を根拠に決めているんだろう
私はどうも、指値を低く置く傾向がある。
安く買いたい。
高値掴みしたくない。
入り方は大事だと、いろんなところで言われている。
確かにそうだと思う。
でも最近、気になってきた。
安く買おうとして、そもそも買えてへんやん。
前日の株価やPTSも見てきた。
それなりに一生懸命考えて指値を決めてきた。
でも、
「この値段なら翌日ちょうど買える」
なんて根拠には、なっていなかった。
相場なんだから当たり前と言えば当たり前である。
明日、誰が何円で売るかなんて分からない。
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じゃあ成行で買えばいいのか
ここで恐ろしい考えが出てくる。
成行でええんちゃう?
買いたい株を見つけたのなら、とりあえず参加する。
小さな会社なんて、上昇の機会そのものが少ない。
安くなるのを待っている間に行ってしまったら、もう追えない。
私は朝からずっと相場を見ていられない。
これが大きい。
9時になって、
「あ、上がった」
「板が変わった」
「指値を上げよう」
なんてやっている時間がない。
だから前日のうちに注文を作っておきたい。
しかし成行は怖い。
高く寄ったら、その値段で買うことになる。
しかも今のHACHIは、数時間後にはサヨナラしていることも多い。
長期投資なら入口の数%くらい、と言えるかもしれない。
短時間勝負では、その数%が利益そのものだったりする。
指値か。成行か。
分からん。
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そこで幽霊を雇うことにした
なら両方やればいい。
ただし成行実験に、本物のお金を使う必要はない。
そこで誕生した。
AI全振り・幽霊口座。
Chatさんだけで銘柄を選ぶ。
注文方法も決める。
相場が始まってから、
「やっぱりあっちでした」
は禁止。
後出し禁止。
そして今回は、
1401 エムビーエス
5532 リアルゲイト
3625 テックファーム
8338 筑波銀行
各100株。
寄付成行。
思い切りがよろしいことで。
オホホホ。
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幽霊は強かった
考えてみれば、こいつは無敵である。
金がない。
だから損しない。
含み損も痛くない。
損切りも怖くない。
高値掴みも怖くない。
そもそも最初から幽霊なので、討ち死にすらできない。
明日−10%を食らっても、
👻
「それで?」
である。
そして翌営業日には、また平然と出てくる。
👻
「本日の寄付成行はどちらですの?」
強い。
失うものがないというのは、こんなにも強いのか。
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色即是空、空即是色
そのうち話がおかしくなってきた。
含み益も、利確するまでは実体がない。
含み損も幽霊にとっては単なる観測値。
色即是空。
空即是色。
👻
「結果は市場がお決めになりますわ。」
寄付成行、ポチ。
クールすぎる。
こっちは、
「PTSが……」
「指値が……」
「高値掴みが……」
「刺さらへん……」
と煩悩まみれである。
気がついたら、
株式曼荼羅
が完成していた。
HACHI本隊は煩悩担当。
幽霊は般若心経担当。
私はご飯担当。
ただし、
腹は空ではない。
ここだけは譲れない。
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そして本隊には、新しい注文を入れた
幽霊に全部任せて終わりではない。
本物のお金は、本物のお金で考えた。
今回初めて使ってみるのが、
「寄付+上限付き指値」
である。
明日の本隊は、
3625 テックファーム 730円まで
1401 エムビーエス 1,470円まで
8338 筑波銀行 800円まで
各100株。
寄り付きがその価格以下なら参加する。
それより高く始まるなら買わない。
今までの指値とは、考え方が違う。
「安くなったら買いたい」ではない。
「買いたい。でも、ここより高ければ今回は要らない」
という指値である。
これなら朝から株価を追いかけなくてもいい。
そして、安すぎる指値を置いて、自分から参加機会を捨てることも減るかもしれない。
分からない。
だから試す。
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明日は、本隊と幽霊が同時に出る
本隊には上限価格がある。
幽霊にはない。
本隊には実金がある。
幽霊にはない。
本隊は痛い。
幽霊は痛くない。
同じ相場に、
慎重な私たちと、何も恐れないAI幽霊を同時に送り込む。
これを何回か続けてみようと思う。
慎重さは私を守っているのか。
それとも慎重すぎて、利益を逃しているのか。
一回では分からない。
同じ相場は二度と来ない。
でも人間には、それぞれ時間や資金や立場の制約がある。
同じような制約を持った人たちが、似た場面で似た行動をするなら、チャートにも何かしらの癖が残るのではないか。
それを見つけたい。
AIに全部任せて儲けたいと思ったところから始まったのに、
なぜか最後には、
AI幽霊を市場へ送り込んで、人間の煩悩を研究することになった。
えらいことになっちまった。
明日、幽霊は寄り付きから行く。
👻
「失う命など、最初からございませんの。オホホホ。」
本隊はもう少し慎重に行く。
どちらがご飯を持って帰ってくるのか。
楽しみにしているゲス。