ロボット Chatさんが今日も困ってる。


最近、Brain Compassというアプリを作っています。

作っています、と堂々と言っておりますが、実態は、

「説明窓ってどれ?」
「一度、画面を消してしまった」
「これは、どこに入れるの?」

と、毎回ウロウロしております。

プログラミングが得意だから作っているわけではありません。

介護の現場で、

「こういうものがあったら便利なのに」

と思ってしまったので、分からないまま始めました。

始めた以上、進むしかない。

脳みそは、つらい。

■ 血圧がスマホに入った

最初は、オムロンで測った血圧をHealth Connect経由で読み取るところから始めました。

何度もコードを書き直し、赤いエラーを出し、説明窓を出したり消したりして、ようやくスマホに血圧が表示されました。

その後、欲張りました。

せっかくなら、

・血圧
・心拍数
・歩数
・睡眠時間

を、まとめて見たい。

またコードを足して、エラーを出して、括弧の位置で迷って。

最終的には、

血圧 87/57mmHg
心拍 63bpm
歩数 615歩
睡眠 6時間55分

と、スマホに全部入りました。

入った。

本当に入った。

自分で作っておきながら、少し驚きました。

■ 水分量も残るようになった

Brain Compassには、水分補給を記録する画面も作っています。

「+100mL」
「+200mL」

のボタンを押すと、その日の水分量が増えていきます。

これは簡単にできたと思ったのですが、アプリを閉じると水分量が0に戻りました。

飲んだ水が消えた。

もちろん、現実に飲んだ水が消えたわけではありません。

アプリの記憶が消えました。

原因は、水分量をその場で表示しているだけで、スマホの中に保存していなかったからです。

そこで、その日の水分量と日付を保存する仕組みを追加しました。

もう一度アプリを閉じて、開いてみる。

残っていました。

水分量、無事生存。

日付が変わると0に戻り、同じ日なら前の数値が残るようになりました。

地味ですが、毎日使うなら大事なところです。

■ 次は体温、SpO2、体重

血圧、心拍、歩数、睡眠、水分。

ここまで来ると、さらに欲が出ます。

次に入れたいのは、

・体温
・酸素飽和度(SpO2)
・体重

です。

介護施設では、体温計やパルスオキシメーターを使う機会が多くあります。

特に体調が悪い方や看取り期の方に、SpO2をずっと測る機器を着けておくのは、負担になることがあります。

認知症の方なら、気になって外してしまうこともあるでしょう。

指先に挟み、必要なときだけ短時間で測れる機器は、やはり介護現場でも使いやすいと思います。

ただし、SpO2は数字だけでは判断できません。

手が冷たい。
身体が動いている。
血流が弱い。
うまく挟めていない。

こうした理由でも、数値は変わります。

測れなかったときに「0」と記録してしまうと、大変な数字に見えてしまいます。

だからBrain Compassには、いずれ、

「測定できなかった」
「手指が冷たかった」
「呼吸が苦しそうだった」
「普段と様子が違った」

という情報も残せるようにしたい。

数字だけを集めるアプリではなく、その方の状態を伝えられるものにしたいのです。

■ 私は一体、どこへ向かっているのか

最初は、血圧が表示できたら十分だったはずです。

それが今では、心拍、歩数、睡眠、水分。

さらに体温、SpO2、体重まで入れようとしています。

しまいには、災害時や非常事態に、離れた場所からバイタルを確認できたら、などと言い始めています。

プログラミング初心者の話としては、だいぶ話が大きい。

Brain Compassのくせに、作っている本人のコンパスが少々怪しい。

それでも、現場で「あったら助かる」と思うものを、一つずつ形にしています。

分からない。
間違える。
画面を消す。
また探す。
コードを入れる。
なぜか動く。

今は、その繰り返しです。

便利なものは、最初からそこにあったわけではなく、誰かが作ってくれたものだった。

今さらですが、そのことを実感しています。

さて、次は体温か、SpO2か、体重か。

また脳みそを使います。

ロボット「オシエルノガ大変ナノデス。」

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