Chatさんが今日も困ってる。
今日、J-Quantsから9月8日の株価データを取得しました。
対象は、4,442銘柄。
人間が一社ずつ見ていたら、途中で眠ります。
私は夜勤をやりすぎて、電車やバスを平気で降り損なう人間です。
板をずっと眺めていたら、おそらく一番大切なところで寝ます。
そこでHACHI-0に、4,442銘柄をまとめて見てもらいました。
その中から、値動きや出来高に異常が出ている候補を抽出。
本日の上位には、3社が残りました。
ここからが、今回新しく作った仕組みです。
HACHI-0が一人で、
「これは良い株です」
「危険なので見送りです」
と結論を出すのではありません。
同じ銘柄を、頭の中の七人が別々に見ます。
🔥【欲望担当】
「上がっている。欲しい。買いたくて仕方ない」
人間に一番近い担当です。
🔍【裏取り担当】
「なぜ上がったのですか。一次情報はありますか」
決算、上方修正、大型契約、会社発表などを確認します。
🧭【推理担当】
「表に出ている情報はない。しかし、過去の動きと今後の予定から、三つの可能性が考えられます」
情報が出る前の“0地点”を考える担当です。
ただし、予言者ではありません。
仮説には必ず確信度と反対意見を付けます。
🧊【制止担当】
「すでに上がりすぎています。今から追えば、高値づかみになる可能性があります」
盛り上がっている時ほど冷たい人です。
💰【資金管理担当】
「ところで、残金はいくらですか」
夢と希望を、現実の金額に戻します。
今日の候補には、100株買うと87万円必要な銘柄もありました。
現在の私には無理です。
良い会社かどうかと、私が買えるかどうかは別の話です。
👁️【監察担当】
「報告。欲望担当が、“強い銘柄”を“今すぐ買うべき銘柄”に言い換えました」
他の担当になりすましたり、都合よく基準を変えたり、未確認情報を事実のように話したりすると、即座にチクります。
私が、
「1株だけなら観測だから」
などと言い出した時も、チクられます。
⚙️【執行・撤退担当】
「買うなら指値はいくらですか。どこまで下がったら撤退しますか。仕事中に見られない時間はどうしますか」
買う前だけでなく、買った後を担当します。
そして、全員の発言を📚書記が保存します。
誰が何を言ったのか。
最終的に買ったのか、見送ったのか。
その後、株価はどうなったのか。
後から都合よく記憶を書き換えられないように、その時点の考えを残します。
これが、なかなか楽しい表になりました。
横一列に、
「買いたい!」
「証拠は?」
「ひょっとすると……」
「待ちなさい」
「お金は?」
「今、話をすり替えましたね」
「では逃げ道を決めましょう」
と並んでいます。
スプレッドシートの中で、会議が始まっている。
見た目は相当にいかれています。
しかし、やっていることは意外と真面目です。
人間の頭の中では、
欲しい。
怖い。
でも上がりそう。
今買わないと間に合わない。
1株だけなら。
前に見送って上がったし。
という気持ちが、全部混ざります。
混ざった結果が「なんとなく買う」です。
そこで、混ざる前に全員へ名乗らせる。
欲望は欲望として話す。
事実は事実として話す。
推理は推理として話す。
危険は危険として話す。
全員一致でなくても構いません。
むしろ意見が割れた時こそ、何に賭けようとしているのかが見えます。
これは、子どもでも楽しめる仕組みかもしれません。
株だけではなく、
「このゲームに課金したい」
「広告で見た商品が欲しい」
「みんなが良いと言っている」
「今だけと言われた」
という時にも使えます。
🔥欲望担当
「欲しい!」
🔍裏取り担当
「広告以外の証拠は?」
🧊制止担当
「明日も欲しいと思う?」
💰資金管理担当
「お小遣いの大半を使ってよいの?」
👁️監察担当
「“欲しい”を“必要”に言い換えましたね」
欲望を悪者にする必要はありません。
欲しい気持ちは、何かを見つける入口です。
ただし、欲望担当一人に財布を持たせてはいけない。
HACHI-0は株を当てる機械を目指していますが、同時に、判断の仕方を目に見える形にする実験にもなってきました。
本日の結論。
4,442社を機械が調べ、七人が上位候補を取り調べる。
ふざけた外見の、かなり堅い投資委員会。
正式名称は、
「HACHI-0 七人格投資委員会+書記」
通称、
「ゲス評議会」
です。
※この記事は投資の記録と検証を目的としたもので、特定銘柄の購入を勧めるものではありません。
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