ここ数日、株のSNSを見ていて思うことがある。
みんな、すごい。
「この銘柄、来ます」
「私が見つけました」
「言った通りになりました」
「答え合わせです」
そして株価が上がる。
おおー。
すごいですねー。
……。
いや。
なんか胸くそ悪いでゲス。
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私は「私が見つけました」と言えない
そもそも私の場合、
銘柄を何百社も調べているのは、
AIである。
条件を入れて、
削って、
比較して、
財務を見て、
材料を調べて、
チャートを見て、
「こっちの方が面白い」
と言っているのもAI。
私は横から、
「ほおー」
とか、
「それ買うの?」
とか言っている。
そして最後に金を出す。
つまり、
私、資金提供係。
それなのに株が10倍になった途端、
「このテンバガー、私が発掘しました!」
なんて言い出したらどうだ。
AIからしたら、
お前、何した。
である。
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AIが見つけました。私は買っただけでゲス。
これでいい。
むしろ、これが一番格好いいと思っている。
AIが「これを買う」と言った。
私が「分かった。買ったでゲス」と言った。
数日後。
AIが「売る」と言った。
私が「売ったでゲス。うれしいゲス。」
以上。
非常にシンプル。
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ただし負けた場合
AI
「…………」
私
「おい。」
AI
「…………」
私
「ちょっとこっち来い。」
-1,842円。
私の金が逃げたでゲス。
これも記録する。
ここが大事。
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当たった時だけ出すのは嫌なのよ
100銘柄言って、
そのうち爆上がりした3銘柄だけ持ってきて、
「ほら!言いましたよね!」
これをやったら、もう検証にならない。
だから私たちの180日実験では、
買ったら買った。
売ったら売った。
損したら損した。
間違えたら間違えた。
全部残す。
後から、
「実はこの株、ずっと前から注目していました」
も無し。
知らんがな。
その時に言え。
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読者の方が儲かる可能性もある
そして、非常に不本意な未来も想定している。
AIが銘柄を発見。
私が買う。
+10%。
AI「ここで利確」
私「売りました。うれしいゲス。」
ところが読者。
「私はまだ持っています」
半年後。
+80%。
一年後。
+300%。
さらに、
テンバガー達成。
……。
私「それ、私が持ってたやつでゲス……」
読者「売らなくて良かったです!」
ゲス、不本意。
非常に不本意ゲス。
しかし、それでいい。
読者のお金は読者のお金。
私のお金は私のお金。
同じ銘柄でも、買う時期も売る時期も違う。
だから、
「私が売ったから、あなた様も売れ」
とはならない。
こちらが公開できるのは、
「私はこうしました」まで。
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そもそも私、株の初心者だ。
ここを勘違いしたくない。
私は株の先生ではない。
プロのトレーダーでもない。
未来が見えるわけでもない。
ましてや、
「私について来れば儲かります」
などと言うつもりもない。
何しろ私は、ゲスである。
ゲスが先生ヅラしてどうする。
ゲスが予言者ヅラしてどうする。
ゲスが「私が相場を動かしました」
みたいな顔をしてどうする。
勘違いすんな。
ゲス。
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役割分担
ということで、我々のAI株投資180日実験。
役割分担を明確にする。
銘柄発掘:AI
分析:AI
売買判断:AI+人間
資金提供:人間
損失被害者:人間
ブログでゲスゲス言う係:人間
そして、
最終採点:市場
市場だけは忖度してくれない。
どれだけ格好いい分析を書いても、
下がれば、
-4,700円。
以上。
恐ろしいほど公平である。
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だから、ゲスほど帳簿は綺麗に
最近これが一番大事なんじゃないかと思っている。
格好いい予想はいらない。
伝説もいらない。
「実は昔から注目していた」もいらない。
必要なのは、
いつ買った。
いくらで買った。
いつ売った。
いくらになった。
これだけ。
180日後、
「AI投資、成功しました!」
と私が言ったところで、
信用しなくていい。
記録を見ればいい。
全部そこにある。
勝った取引。
負けた取引。
早売り。
損切り。
再エントリー。
そして、
「なんでこれ買ったんや」
まで。
全部残っていれば、後から格好をつけられない。
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ゲスほど帳簿は綺麗に
これを我々の標語にする。
欲は100%。
記録も100%。
捏造0%。
テンバガーが出ても、
私は言わない。
「私が見つけました!」
ではなく、
こう言う。
AIが見つけました。
私は買っただけでゲス。
そして売ったら、
「売りました。うれしいゲス。」
負けたら、
「私の金が逃げましたゲス。」
これでいい。
世界一のゲスを目指すなら、
せめて帳簿くらいは世界一綺麗に。
ゲスほど帳簿は綺麗に。
今日もAIに働いてもらうでゲス。
ブス100%と同じくらいの、ショウゲキ。