「この3ヶ月間で2人連続して弁理士に内定を辞退された」と、先日訪問した事務所の所長が嘆いていました。
現在、特許業界は決して好況とは言えませんが、実務経験を有し、かつ、英語力の高い若手弁理士に内定が集中する傾向にあります。そのような弁理士の方にとっては、まさに事務所を選び放題といった状況です 人材がすべてを決するとも言える業界だけに、採用が進まなければ事務所はいずれ下降線を辿ってしまいます
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「つまるところ、自らの事務所を他の事務所より魅力ある職場にするしかない」とその所長は、気持ちを素早く切り替えていました
そのような所長が増えれば、特許業界はさらに魅力的な業界になっていくことでしょう