こんにちは。
ある組織の中のある男の話をちょっとお話してみます。
組織においてはいろいろな部門があります。
地道な部門もあれば花形な部門もあります、窓際部門という言い方もあるようですね。
ある男は地道な部門に配属されました。
彼は、地道な部門よりも花形な部門で自らの力を発揮したいと考えていたようです。
それだけの自信があったのでしょう。
また、地道な部門に対する組織の中での位置づけのようなものもあったようです。
地道な部門イコール格下部門のような空気、
あるいは実際の勤務評価として、
評価が悪い場合は地道な部門に配属されるようなケースもあるようでした。
ただ、地道な部門に配属されたら、そこで一生を過ごす事になるというわけではないようです。
本人の努力次第によっては、花形部門への返り咲きもあるみたいでした。
ある男の配属先である地道な部門とは社員食堂の事なのです。
ただ、ここの社員食堂は、正社員ではなく、パート社員の利用が多かったりするわけです。
ちなみにこの組織は正社員よりもパート社員の数が圧倒的に多いわけです。
ある男はパート社員の人にこのように漏らしたそうです。
「私は、本当は、花形部門の仕事がしたいのだ。
だから、この社員食堂では、まったくやる気がおきない。」
そう言って、
やる気のない仕事を、
いやいやながら、やっていたそうです。
さて、この男は花形部門に復帰したら、不平不満のない仕事ができるのでしょうか?
何とも言えませんよね。
ただ、傾向性としては、
花形部門に行ったとしても、業績が上がらない時は、上司や部下やパート社員の責任にするでしょうね。
また、業績が上がった時は、手柄を独り占めにする可能性が高い。
口では、「すべて皆さんのおかげです。」
と周囲に言ったとしても、それもポーズでしかない。
「すべては、私個人の努力の賜なのだ!」
のような自己意識の中に埋没しているかも知れません。
まぁ、それはそれとして、
やる気のない男が作った食事と言うのは、あまり美味しくないでしょうね。
心がこもっていませんからね。
何よりも
「少しでも美味しい物を食べる人に提供したい」と思って働いている、
他の正社員やパート社員の士気を下げますよね。
ただ、この組織のパート社員はお人好しが多いので、
多少、ここの食事がまずくなったからと言って、
この食堂で食事をするのをやめたりはしないようです。
それは、パート社員のほとんどが、この組織のオーナーや建物を管理している方が気に入っているので、食事がまずかったとしても、パート社員を続けていたいからですね。
私は思うのです。
社員食堂が、この組織における格下部門であったとした場合、
そこに配属されてしまったのは、ある男に心を入れ替えてもらいたかったからではなかろうかと。
(もっとも、私の目には、この組織の社員食堂は格下部門というように見えてはいないですよ。)
食堂で食事をしている人を見ながら、
「どうですか、今日のランチは?」
「いかがですか、今日のディナーは?」
「気づいた事があったら、どうぞ、ご遠慮なく、おっしゃってくださいね。」
みたいな感じで、社員食堂で食事をするパート社員達と明るいコミュニケーションをして欲しかったのではないでしょうか。
組織の中でも、
「あそこの建物の社員食堂はとっても美味しい」
と言われるように、毎日いきいきと頑張りたいとある男が思えるようになったら、
また、花形部門に戻れるかも知れませんね。
ちなみに、ある男とは、言っても、私自身の話ではございませんので。(笑)
本日も読んでいただき、本当にありがとうございます。
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