「アンカツ」の愛称で親しまれた安藤勝己騎手が引退を表明し37年に及ぶ騎手生活に幕を下ろします。笠松時代はフェイトノーザンやオグリキャップの主戦騎手として大活躍。中でも印象に残っているのは4歳牝馬特別(現3歳、桜花賞トライアル)に地方所属馬として挑戦し優勝したライデンリーダーです。当時、関西テレビで競馬実況を担当していた杉本清アナウンサーがあまりの強さに言葉を失った程でした。JRAに移籍してからの10年間で1111勝、G1を22勝するなど数々のタイトルを獲得しました。マルセリーナ、ウインバリアシオンなどの思い切った後方待機策やダイワスカーレット、ビリーヴなどの絶妙な先行策など個性的で優れた騎乗は長く記憶に残ることでしょう。私が1番、印象に残っているのはダイワメジャーを覚醒させた事。気性の難しい面がありましたが完全に手の内に入れ名マイラーに育て上げたその技術は素晴らしいの一言です。調教師にはならないそうですが何らかの形で競馬に関わってくれるでしょう。キングカメハメハとダイワスカーレットの子供がもし産まれたら騎乗して欲しかったですね。長い間、ありがとうございました。お疲れさまでした。