これまた大分前のことになりますが・・・・
10月29日にね・・・・・・
AMDAネパール子ども病院で、2万人目の赤ちゃんが誕生しました!
女の子だったんですよ~。2400グラムのかわいい赤ちゃんだそうです。(下二桁が00というのがネパールらしいけどね。)
阪神淡路大震災をきっかけに、遠くネパールでできた病院で、震災で亡くなった方の3倍もの新しい命が産まれているって考えると、感慨の深いものがあります。
そんな2万人目の赤ちゃん誕生の記事を、毎日新聞が取り上げてくれました!
取り上げてくれたのは、11月1日の夕刊。
ちょうど、AMDAネパール子ども病院10周年の記念講演会&シンポジウムをしていたその時だったんですよ。
会場では、そのコピーが配られて、みんなで10周年と同時に2万人目の赤ちゃん誕生をお祝いしました!
その後のドタバタで記事にするのが遅れてごめんなさいね。
それでは、その記事を紹介しますね。
~~2008年11月1日、毎日新聞夕刊~~
2万人目の命
ネパールこども病院
あす開設10年AMDA
ネパール南西部のブトワル市にある「AMDA(アムダ)ネパール子ども病院」で生まれた赤ちゃんが、2万人に達した。阪神大震災(95年)の被災者の義援金などで開設されて2日で10周年。自宅出産が大半の現地では、衛生環境の悪さなどから妊婦と乳幼児の死亡率が高く、病院は多くの命を救ってきた。
2万人目の赤ちゃんは、父ラマチャンドラ・コイリさん(28)と母スシラ・コイリさん(24)の次女。現地時間の10月29日夜、自然分娩で生まれた。体重約2400グラムで、母子ともに健康という。
スシラさんは長女を自宅で出産した際に不衛生で出血もひどく、今回は約100キロ離れた村から来院した。村に帰ってから名付けるといい、「無事に出産できて病院に感謝したい。元気に育ってほしい」と話している。
病院は、震災でネパールなどから支援を受けたお返しにと国際医療NGO「AMDA」(本部・岡山市)と毎日新聞などがキャンペーンに取り組んで設立。来年には周産期病棟を増設予定で、AMDA本部(086・284・7730)は寄付を募っている。
ネパールでは感染症などの影響で妊婦死亡率が日本の約60倍、乳幼児死亡率も約25倍に上る。菅波茂・AMDA本部理事長は「ネパールの子どもたちが健康に成長できるように支援を続けたい」と話している。【藤原崇志】