11月2日のAMDAネパール子ども病院10周年を前に、いろいろな新聞社からの引き合いが続いています。とても嬉しい限りです。

  

先週の日曜日には、読売新聞も絵本「ありがとぅね」を取り上げて下さいました。

  

これが、絵本の周知、売り上げや、新しい周産期病棟の寄付に繋がれば良いのですけどね~。

  

とりあえず、先週日曜日の読売新聞記事を紹介しますね。
  
  

~~2008年10月19日日曜日、読売新聞朝刊記事~~


  
読売新聞表紙
  

ネパールの病院来月10周年

震災支援に感謝AMDA建設

  

記念の絵本出版

淡路島の医師が作画担当

  

読売新聞記事

  

阪神大震災後に受けた支援に応えようと、国際医療NGO「AMDA(アムダ)」(本部・岡山市)がネパールに建てた病院が来月、開院10周年を迎える。それを記念してAMDA兵庫県支部は、病院が生まれたいきさつを広く知ってもらおうと絵本「ありがとぅね」(A5判、36ページ)にまとめ、計3000部を出版した。作画を担当したのは淡路市の医師鈴記好博さん(43)。絵本の販売収益は、同病院で進められている新病棟の建設に充てられるという。

  

新病棟 販売収益で

  

同国には小児科のある病院が1か所しかなく、現地の医師らが新病棟を建てるため募金を続けていた。震災後、同国の医師たちが被災地の救援に駆けつけたことを知ったAMDAは、「恩返しがしたい」と、約5000万円で同国南西部・ブトワルに「AMDAネパール子ども病院」を建設、1998年11月に開院した。これまでに約40万人が診察を受け、約2万人の赤ちゃんが生まれたという。

  

同支部の江口貴博支部長と、絵本作家でもある鈴記さんが大学時代からの友人で、絵本の作画に協力することになった。ヒンズー教で神聖視される牛と少年を中心に、病院建設や、少年の弟の誕生を通じて牛と住人らが互いを思いやり、感謝し合う姿を描いた。

  

鈴記さんは昨秋から、病院の建設風景などの写真を見たり、ガイドブックで現地のことを調べたりして作画。印刷会社も製本に無償協力し、日本語版2000部と英語・ネパール語併記版1000部が出版された。鈴記さんは「病院も絵本も感謝の心から生まれた。それを忘れないでほしい」と願う。

  

日本語版は1部500円で販売し、併記版は来年1月、ネパールの子どもたちに贈る予定。問い合わせは同支部(078・911・7851)へ。

  

【写真】出来上がった絵本を手に「感謝の気持ちを忘れないでもらいたい」と話す鈴記さん

  

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