この1週間は、当直と取材三昧の一週間でした。
先週、月・金当直の合間、火曜日は徳島新聞、水曜日は神戸新聞、木曜日は読売新聞。
今週も、月・水・金の当直の合間、昨日の火曜日はあるテレビ局の取材だったんですよ。
でも、AMDAネパール子ども病院の10周年が無事迎えられるように、広報に頑張っています。
とりあえず、その中で最初に記事にして下さった、神戸新聞の記事からご紹介しますね。
先週金曜日に掲載頂いた、AMDAネパール子ども病院をモチーフにした絵本「ありがとぅね」の記事です。
支援で建設ネパール子ども病院
感謝の気持ち絵本に
AMDA兵庫支部 売り上げの寄付も
世界の被災地や貧困地域で医療救援活動に取り組む「AMDA(アジア医師連絡協議会)県支部」=明石市日富美町=が、阪神・淡路大震災で海外からの支援を受けたお礼にネパール・ブトワール市に建設された「AMDAネパール子ども病院」を題材にした絵本「ありがとぅね」を作成した。絵と文は、淡路市尾崎の内科医鈴記好博さん(43)が担当。ネパール語・英語版は現地の子どもたちに無料で配布するほか、日本語版は500円で販売し、売り上げを同病院に新設予定の周産期病棟の建設費に充てる。(大月美佳)
AMDAネパール子ども病院の十周年記念事業の一環。同病院は1998年、阪神・淡路の被災地を中心に全国からの支援で建設され、十年間の外来患者は約40万人、入院患者約4万人に上る。50床でスタートしたベッド数は、2003年には99床に増床したが、慢性的に不足で一つのベッドで3-4人が治療を受けているのが現状という。
絵本は、主人公の牛とネパールの男の子ビシュヌを中心に展開。お気に入りだった昼寝の木の場所に病院が建設され、不満顔の牛だが、建設の経緯を知り、「ここはとてもいいところだよ」と病院の存在を見直すようになる。
「絵本で多くの人の優しさと感謝の気持ちを伝えたかった」と鈴記さん。来年一月十七日には現地で阪神・淡路大震災の犠牲者と、同病院で治療の甲斐なく亡くなった患者への合同慰霊祭を実施。その際に、ネパールの子どもたちに絵本をプレゼントするといい、江口貴博支部長(43)は「震災で助けてもらった感謝の気持ちで生まれた病院だと語り継ぐ手助けになれば」と話している。
A5判で、日本語版二千部、ネパール語・英語版千部発行。十一月一日午後一時半~午後四時、神戸市勤労会館(神戸市中央区)で記念講演会とシンポジウム「私達の国際協力~AMDAネパール子ども病院10周年の歩みとこれからの取り組み」を開く。同支部TEL078-911-7851
【写真】絵本を見せる江口貴博さん(右)と鈴記好博さん=神戸市中央区