バンコク、カトマンズと乗り継ぎ、ネパール国内線にて、バイラワ空港へ。あたりは、もう真っ暗。
夜の外来
   

空港には、AMDAネパール子ども病院のスタッフが迎えに来てくれていました。

  

ここから、車で1時間で、ブトワールへ。

  

夜7時過ぎ、やっとの思いで、AMDAネパールこども病院に到着しました。

  

到着したら、ドクターや看護師、事務員の方など、主要なスタッフが出迎えてくれました。

  

夜遅かったにもかかわらず、歓迎レセプション。そして、その後、早速、院内主要スタッフ(IMC:internal medical comittee)によるミーティング。
IMCミーティング
  

僕から、自己紹介を兼ねて、日本から持ってきたコンピューターとプロジェクターで、この度の訪問の目的などお話しました。皆さん、じっくり聞いて下さいました。

  

その後、今最も必要とされる支援について、お話を伺いました。

  

また、後にも話題に上がりますが、とにかく、病院は患者様で溢れ、ベッドや病室が足りない!それで、新病棟が必要という意見で一致しました。(後に、視察とともに詳しくお話しますね。)

  

IMCミーティングが終わったのが9時で、みんなで一緒にご飯を食べて・・・・

歓迎の食事

  

そして、10時から夜間の病院視察。

夜の視察

  

夜は、特に病院の問題点が良くわかるんですよ。だから、遠路で疲れていても、視察、視察。

  

救急外来は、人、人、人。
夜の救急外来

  

1つのベッドの上に、3,4人のこどもたちがのっている状態。

  

また、救急室の外、病院の渡り廊下にも、人、人、人。

夜救急、渡り廊下

  

ベンチを二つ並べてベッドにしたり、それでも足りなくて、床に寝具を引く場合も。

  

救急外来に訪れる患者さんたちは、遠くから来ているから、夜は帰れず、すべて院内に留まる形になることが、さらにベッドを足りなくするようです。

  

また、一緒に来たご家族の方も、周囲に宿泊するところは無いんです。

  

だから、ご家族の方たちも、病院の待合室、玄関ホール、廊下で寝ていました。

外来、待合室で休む人々

  

新しい病棟が必要であることが、本当に良くわかった夜の視察でした。(つづく)

  

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