忙しい師走となりましたねー。
かく言う私も、毎年の如く、忙しい年の瀬を迎えて、今年はいつもにも増して忙しい日々。(ブログの更新も滞りがちでごめんなさい。)
年の瀬は、怪我や病気も多くって、脳神経外科医の仕事や当直も、なおさら大忙しです。
そんな中、神戸大学の医局の同門会があり、来年の新しい新人入局者数の発表があったそうですが・・・・
なんと、来年は・・・・・
0人 でした! (ハングル語みたいだけど、ぜろにんと読むよ。)
「残念!」って、どこに行ったか波田陽区。
途中までは2人の希望者がいたらしいですが、新しい研修医制度の元で、じっくり実情を把握した結果、脳外科医になるのをやめたらしいです。
それを聞いた僕の同級の医師曰く、「そりゃ、冷静な判断力があれば、こんな忙しい科には来んだろう。」
それぞれの科の入局者数の比較でも、脳外科への入局者は毎年40%減で、トップを独走中。小児科や産婦人科よりもすごい減り方らしい。そのうち、絶滅危惧種の仲間入りか。(すでに入っているとも。)
そうしてるうちに、先日、日本脳神経外科学会から届いたこのポスター。
「脳神経外科専門医になろう。」(むなしく響く、この言葉。)
ついにここまで来たかっ。
そんなのカンケーねえとは笑ってられない、どんどん忙しくなる年の瀬なのでした。