AMDA兵庫の後を引き継いでできた、AMDA兵庫県支部設立から1ヶ月が経ちましたねー。
予算案も決まって、ゆっくり活動を開始しています。
といっても、基本的には、AMDA兵庫と大きく変わったわけではなく、今までどおりの活動を続けていくこと。
予算に見る活動の柱について、簡単にご紹介。
1)AMDAネパールこども病院の支援
阪神大震災後の優しい気持ちが形になり98年にできた「AMDAネパールこども病院」。11月2日で、9周年を迎えます。今後も、今までどおり、AMDAネパールこども病院の支援を続けていきます。
AMDA兵庫県支部では、PHASEという、母子保健事業への支援を継続中。AMDA兵庫時代からの支援資金により、2ヶ月前にドゥドゥラクシャのコミュニティーセンターを活用した巡回診療が始まったとのこと。病院外での母子の衛生教育、識字教育や、子どもの検診などの活動を支援していきます。
また、原点に返って、阪神淡路大震災で亡くなった方々や、建設にかかわって下さった故篠原先生をはじめとする支援半ばで無くなられた方への現地慰霊のイベントなどを考えています。
まだまだ、これからやらないといけないことはたくさんありそうですね。
2)在日外国人への医療通訳支援
阪神淡路大震災の経験により気づいた、在日外国人に対する医療通訳の必要性。AMDA兵庫の活動からMさんが中心となって、医療通訳研究会という形で実を結んでいます。
医療通訳研究会のホームページは、こちら です。
AMDA兵庫県支部では、英語の医療通訳だけにとどまらず、多言語の医療通訳への支援として、今年は、スペイン語、中国語への医療通訳分科会への支援を行っています。
9月8日には、スペイン語の分科会が開かれました。詳細は、医療通訳の活動報告ブログを参照してくださいね。http://blog.goo.ne.jp/medint_news/
次は、11月10日(土)の、中国語分科会の予定です。
3)日本の小児医療の向上に対する支援~日本クリニクラウン協会
国際医療ボランティアを通じて感じた、日本の医療へのきめ細かな医療支援の必要性。
日本で入院するこどもたちの元へ、クリニクラウン(臨床道化師)を派遣し、笑顔を届ける活動への支援も、AMDA兵庫同様に続けていきます。
ホームページはこちら です。
この10月1日から、こども向けのページも始まったんですよ!
名づけて、「クリニクラウンキッズ」!
ちょっと訪ねてみたら、本当に面白い!こどもの目線のページです。
是非是非覗いて見て下さいね。
そのページはこちら です。
http://www.cliniclowns.jp/kids/index.html
将来は、ネパールこども病院で入院するこどもたちの元へも、クリニクラウンを派遣したいなあ。
『「医療に国境はない」と同様に、笑いにも国境は無い!』ですね。
「人が人に優しい」気持ちが、どんどん伝われば、世界が優しさいっぱいに変わる。そんな言葉を胸にして・・・・。
小さなことからこつこつと、今できることをできるだけ。これからも、頑張っていきましょう。