*インドネシア・スマトラ島南西部地震緊急医療支援活動 開始
12日18:10(日本時間20:10)、インドネシア・スマトラ島西部沖でマグニチュード8.4の地震が発生した。その後、マグニチュード7.8、7.1の余震が断続的に起き、インドネシア政府が5回にわたって津波警報の発令、解除を繰り返すなど緊張が続いている。死者13人、倒半壊家屋9,542軒と被害が拡大している。(国連人道問題調整事務所(OCHA)9/14発表 Situation ReportNo.3)
AMDAは、AMDAインドネシア支部からの要請を受け、多数の被災者、避難者に対する緊急医療支援を実施するため、日本の本部から調整員を1人、インドネシア支部から医師4人の派遣を決定した。
16日関西空港を出発、ジャカルタでインドネシア支部チームと合流し、17日に被災地ブンクル州へ到着の予定。医療ニーズの初期調査を実施した後、医療支援を開始する。今後の追加派遣については、被災地からの報告後決定する。
1.派遣者
<日本からの派遣者>
館野 和之(たての かずゆき)調整員
AMDA本部職員 岡山市在住
AMDAでの主な緊急救援活動:
2006年5・6月ジャワ島中部地震緊急医療救援活動
2006年 7月 ジャワ島津波緊急医療支援活動
2006年12月 フィリピン台風21号緊急医療支援活動
<AMDAインドネシア支部からの派遣者>
医師4人
インドネシア・スラウェシ島マカッサル
(同支部所在地、南スラウェシ州州都)
2.日本からの出発
9月16日
6:03 岡山駅発
8:14 関西空港駅着 新幹線ひかり362号・特急はるか5号
11:00 関西空港発
18:50 ジャカルタ着 SQ617便
9月17日
早朝 ジャカルタ出発
スマトラ島パダン到着後、被災地ブンクル州へ向かう予定
【皆様からの募金を受け付けております】
郵便振替:口座番号01250-2-40709 口座名「AMDA」
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