この日曜日は、朝から伊丹で臨時の休日当直。
前日土曜日、久しぶりに家に帰ったから、こどもたちの「パパと一緒に寝るの!」っていうリクエストに応え、寝相の悪い三男といっしょに寝たため、睡眠不足気味で当直に突入。(三男の寝相、恐るべし!)
それが、外科救急当番で、定番の頭痛、めまい、頭部外傷に加えて、骨折、ナート(縫合処置)の嵐。
そして、昼ごろ、救急で運ばれた方がくも膜下出血。
血管撮影、緊急クリッピング術へと。
それがまた難しい手術で、呼び出した同級生の常勤ドクターとの総力戦。
ようやく手術が終わったのが夜7時で、疲労困憊の二人。
でも、術後経過良好で、胸をなでおろし、そのまま夜間当直へ突入。
そして、月曜日も定期の当直、と55時間連続勤務中です。
でもね、呼び出した常勤ドクターも、前日、土曜日の臨時当直明けでの手術で、とんだ週末だったようですねー。
それというのも、大学の医師不足が深刻。
新人医師の入局者が少なくなって、大学も医師を派遣できなくなってる現状ですね。その余波が、関連病院の閉鎖、派遣当直医不足などの形で現れているようです。
新しい研修医研修制度って、自分の好きな科に進めるようになったから、忙しい科は、研修医確保が大変なんですね。
誰かが、新しい研修医制度を、「パンドラの箱を開けてしまった」って表現していましたが、まさにその通りかもしれません。
僕ら、研修医のころ、先輩ドクターから、『君ら(脳外科研修医)は、「飛んで火に入る夏の虫」や!』って、言われたことを思い出します。
でも、その先輩ドクター、こんなことも言ってました。『僕らなあ、家出る時、こどもから、「また来てね!」って言われるんやで!』って。
でも、自分を省みれば、6月は、半分の15日が当直で、7日がボランティア関係。ほとんど帰れてないなあ。
そういえば、3才の次男が、自分の家のことを「ママの家」って表現してたっけ。「パパの家」でもあるんだけどねぇ。
早く、ボランティアの資金集めにメドをつけて、家に帰れる日を増やしたいものです。
さあ、日勤当直、頑張ろうっと。ではでは。
「雨不足その2、雨乞いの額紫陽花」
(追記)7月から、毎日更新から時々更新に変えますねー。お許しを。)
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