初日、AMDAネパールこども病院での初めての病院視察と手術視察、周辺地域の状況視察を終えて、AMDAの調整員の方と数人のスタッフで一緒に食事に行った。
ネパールの食事は、カレー風味が多い。ビールも売っているが、ビールは結構な値段がして、贅沢品なのだそうだ。といっても、日本ほどは高くないけどね。
ネパール人は、インドと同じで、手を使って食べる。右手で上手にすくって食べる。左手は使ってはいけない。(後述するが、トイレで使う手だ。)
でも、水は絶対飲んではいけない。現地の人は大丈夫らしいが、日本人は必ず下痢をするそうだ。だから、水は日本から必ず持って行くか、ミネラルウォーターを買い求める。この時も気をつけていたのだが、帰りの飛行機では、下痢と嘔吐で大変だった。ネパールに行くと、お腹をこわさなかったことが無い。
食事の後、明日に備えてホテルで休むことに。
ホテルの名前は、「ホテルシッダルタ」。
これでも、ブトワールでは最も良いホテルだ。部屋には、エアコンがある。もっとも、やかましいほどの音がするが。
風呂は無くて、シャワーのみ。それが生ぬるい。おそらく、暑い時期だったので、水が温かかったのかも。色はやや褐色がかっていた。これも飲むと下痢をするから、歯磨きはミネラルウォーターを使う。
トイレは紙がない。ネパール人は手を使って処理をする。下の処理は、必ず左手。右手は食事をする手だから。
部屋には行ったら、蚊をたたくことから始まる。できれば殺生はしたくないが、ここでは、マラリアや腸チフス、赤痢といった日本では最近見られない感染症が未だある。蚊が媒介する病気もあるので、やむを得ない。
それでも、快適なホテルだった。以前、医学生の時に、初めてのバックパッカー貧乏旅行で関釜(下関-釜山)フェリーに乗って韓国に行ったときに、ソウルで一泊300円の宿泊施設で泊まったことがある。2段ベッドが3つ入っている部屋の、床で寝たことがあるから、それからしたら、満足、満足。(昔は無茶をしたなあ。)
翌朝、早くに目が覚めたので、朝のブトワールの街を散策した。
ブトワールは、インドとの国境線に近く、東西、南北の道路の交差する交通の要所にあたるので、そこそこ大きな町だ。
街には、多くのアジアの国と同じように、ストリートチルドレンがいる。ネパールも、カースト制という身分制度があるので、やむを得ないのかもしれない。
でも、みんなたくましく生きている姿も見られた。野菜を売ってるこどももいた。
みんな、生きるために一生懸命なのだ。瞳が輝いているように思った。
今日の写真、「一生懸命生きているこどもたち」
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