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ネパールの医療ボランティアをしてると、「世界中にはもっと恵まれない国があるのに、なぜネパールなの?他の国のこどもたちはどうなるの?」って聞かれることがありますね。


確かに、西アフリカのシエラレオネなどでは、乳幼児死亡率が1000人中284人で、ネパールの約3倍ものこどもたちが亡くなっています。また、戦争後のアフガニスタンでも、1000人中257人と高くなっています。実に4人に1人以上です。


また、「世界中のこどもを助ける事なんてできないから、一人二人助けても・・・・」って思う人もいるかも知れません。


昔、CMを通じて、こんな話に出会いました。


台風が通りすぎたある夕暮れの中、二人の人が浜辺を歩いています。浜辺には、台風の大波により、打ち上げられたたくさんのヒトデが、無数にありました。


打ち上げられたヒトデはやがて乾燥して、ヒトデは死んでしまうでしょう。そこで、二人の内の一人が、一つ、一つ、ヒトデを手にとって、海の中に投げて返してあげます。


すると、もう一人の人が言います。「他に無数のヒトデがあるのに、全部を助けることはできないよ。」って。


すると、もう一人は、手に持ったヒトデを見て、「そうだね。でも、この子は助かるよ。と。


全体をみると、呆然とするほど多くのこどもたちが亡くなっている事実があります。国境線という、人間がつくったもので区切った数だけで判断すると、呆然としますね。でも、宇宙から見ると、地球上には国境線は見えない。


大切なのは、地球上のこども、一人一人にとって、どうしてあげるのが良いのかという事ではないかなあ。


全体から物事を見るのではなくて、個、個で見る。一人、一人を助けることが、いつか全体につながっていく。


一期一会で出会った、人、国、動物、自然、何でも全てのしあわせを考える。神様が何でか、運命的に出会いをくださったのだから。


しあわせになりたい、なりたいと自分にばかり目線を向けると、しあわせを与えられても、また次、また次と膨らんでいってしまうのが人間。


しあわせへの近道は、一つ一つ、自分の周りをしあわせにしていく事。そうすると、しあわせいっぱいに包まれる事になって、自然にしあわせになるのではないかなあ。


最後に、さだまさしの「しあわせについて」という詩から少し引用させて頂きますね。


「しあわせですか しあわせですか あなた今


何よりそれが 何より一番気がかり


みんなみんな しあわせになれたらいいのに


悲しみなんて すべてなくなればいいのに」


今日の写真、「みんなでナマステ!」

みんなでナマステ

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