*AMDA速報 能登半島地震に対する支援活動開始

3月25日能登半島沖で発生した地震は、石川県輪島市などで最大で震度6強を観測し、その後も、震度5弱から1の余震が続いている。 総務省消防庁の26日午前11時半現在のまとめでは、地震による死者は1人、けが人は196人。全半壊や一部損壊した家屋は計567棟に上った。

被害の甚大さを鑑み、AMDAは、調査チームの派遣を決定した。


1.概要
1)介護老人保健施設の被災状況、ニーズ調査
2)開業医の被災状況、ニーズ調査
3)避難所の被災状況、ニーズ調査

2.出発日
3月26日

3.派遣先
石川県輪島市など被災地

4.派遣者
佐藤 克義(さとう かつよし)
  介護福祉士  介護老人保健施設すこやか苑
  医療法人アスカ会災害救援室室長
  倉敷市在住
館野 和之(たての かずゆき)
  AMDA調整員  岡山市在住(静岡県出身)
  AMDAでの緊急救援活動:
  2006年5~6月ジャワ島中部地震緊急救援活動
     7月  ジャワ島津波緊急医療支援活動
     12月 フィリピン台風21号緊急医療支援活動


<国内での主な支援活動>
新潟県中越地震では、2004年10~12月、AMDAは、岡山県老人保健施設協会(岡山老健協)と共同で、小千谷市の老人保健施設『春風堂』にて、介護を必要とする高齢者を対象に支援を実施した。
AMDAは海外の緊急救援派遣の経験を活かし事務局機能と調整員の派遣を担当し、岡山県老健協は介護福祉士、看護師、作業療法士等の専門職の派遣を担当した。
延べ23人の専門職を含め、総計46人が参加したビッグプロジェクトであった。
http://www.amda.or.jp/bulletin/2004/niigata/niigata.html


【募金のお願い】
皆様のご支援をお願いしております。
郵便振替:口座番号01250-2-40709 口座名 「AMDA」
通信欄に「能登半島地震」とご記入下さい。