信濃文さん、ありがとうございます!
「大阪消防」という、消防隊の雑誌にコラムを書いている方が、自らが手がけるエッセイで、「奇兵隊」や高麗人参果実搾りについて、寄稿して下さいました!
コラムの名前は、語句楽辞典。
タイトルは、その名の通り、「奇兵隊」。
奇兵隊の活動を、本当によくまとめて下さいました。こんなに良く活動をご存知なら、もうすでに奇兵隊のメンバー、ですね。
それでは、記事をご紹介しますね。信濃文さん、ありがとうございます!
語句楽辞典
「奇兵隊」
ジャーナリスト 信濃 文
ボランティアの有限会社
幕末を疾走した長州の高杉晋作(1839~67年)が創設した「奇兵隊」。身分でなく志で集まった倒幕武装部隊だった。それから約130年。20世紀最後の月、2000年12月に発足した「有限会社・奇兵隊」(江口貴博代表取締役)は、「花には水を、人には愛を」が社訓のボランティア部隊だ。兵庫県明石市を部隊に、現代の志士たちが奮闘している。
ネパールこども病院支援で創設
「98年に開設されたネパールこども病院を応援しよう」。AMDA(アジア医師連絡協議会)兵庫事務局長でもある江口代表取締役が仲間に呼びかけたのが、誕生のきっかけ。資本金300万円。月1回、午後8時からの定例会議は、明石市公設地方卸売市場内にあるメンバーの事務所で。深夜まで、イベント企画や資金調達の詰めが続く。
ピンチの船出だった。2000年12月31日、明石市立天文科学館敷地での21世紀カウントダウン行事に、年越しそばを出店。初陣で張り切ったメンバーが、2000食を準備。だが売れたのは1割の200食。ボランティアの資金稼ぎのはずが、大赤字に。
チャリティーボウリング大会
しかし、くじけなかった。全国実業団ボウリング連盟明石支部顧問やプロ級の腕前のメンバーの発案による、年4回のチャリティーボウリング大会は23回を数える。メンバーが賞品を持ち寄ったり、支援者も広まった。今年6月の大会の果実は、ジャワ島中部地震の救援金とした。「GHQと共に来日、マッカーサーと友人だった」というコンパクト心電図会社のアメリカ人社長、バーニー・フィリップスさんと組んでの販売・管理事業も、ユニークだ。
切り札になるか健康ドリンク
資金調達の切り札として手がけているのは、医薬品会社と共同開発した高麗人参果実搾りドリンク(1本150円)。各人新たに出費しての背水の陣。05年7月から発売。オリックス野球クラブと契約し、スカイマークスタジアム内で販売。勝利投手にも贈られる。私鉄売店、インターネット通販でも奮闘中。今年は全国の薬局・ドラッグストアーの店頭を飾ろうと、医薬品卸売り会社と売り込み攻勢をかける。
おもしろきこともなき世を、少しでも楽しくしたいというメンバーたち。「ネパールの子どもたちはもちろん、弱い立場の人たちの力になろう」と、新年の誓いを立てている。
イラスト/山田いつか
「花には水を、人には愛を」
人気ブログランキング なにとぞご協力を!
読んで頂けたら、ここをクリック ↓お願いしますm(_ _)m