謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は大変お世話になりまして、本当にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、正月早々ですが、早速仕事を始めています。元旦の日勤・当直が当たっていて、今日は伊丹で日勤、当直中です。2日の朝まで仕事、ですね。
で、今年最初の記事ですので、ボランティアに関する今年の目標など、書いてみますね。
1)AMDAネパールこども病院の財務を安定させ、新病棟を建設
AMDAネパールこども病院も今年12月で開院から9年を迎えます。
ますます、外来数、入院数、出産数が増えるネパールこども病院ですが、そのため、ベッドが不足し、また病棟は手狭となっています。また、現地では、この病院のおかげで感染症や内科的疾患で命を落とすこどもは減っていますが、まだ、虫垂炎(盲腸)や腸閉塞といった、手術で治るこどもが救えていない現状があります。
そこで、小児外科を立ち上げ、また病棟の拡張のために、新病棟を建設する方向で動いています。
また、僕のライフワークと思っている、母子保険システムの構築(病院前に刺繍などの手工場を建てて、貧しい女性、こどもの生活の糧を生み出し、こども、女性の医療費にあててもらうという構想)や、ネパールにおける小児脳神経外科の礎を創ることも、徐々に方向性を出せればと思います。
高麗人参果実搾りの売り上げなどを通じて、多くの資金をつくり出して、ネパールこども病院のさらなる発展、ネパールの母子医療の充実につなげたいと思っています。
2)AMDA兵庫の事務・財務の安定
AMDA兵庫も、立ち上げから今年2月で9年を迎えます。
阪神淡路大震災をきっかけに立ち上げたAMDA兵庫ですが、今年は本部との関係のあり方など、新たな体制に移行する予定です。
まだ、どういった体制になるか不定ですが、AMDA兵庫の事務・財務を安定させることが、AMDAネパールこども病院の維持につながります。
どういった体制になっても、皆様のご協力を受けながら、引き続き安定に向けて努力を続けていきます。
3)日本クリニクラウン協会の活動支援
AMDA兵庫のM代表が関わって、一昨年8月に立ち上がった、日本クリニクラウン協会。反響を呼んで、多くのテレビ、新聞などで取り上げられました。
僕も、AMDAネパールこども病院支援のためとはいえ、兵庫県立こども病院を辞したことは、日本のこどもたちに迷惑をかけたという気持ちがあります。
その気持ちから、日本の病気のこどもたちの、精神面での支えの一助になればと思って、日本クリニクラウン協会の活動会員になりました。
「病気のこどもに笑顔を!」 この活動を、さらに広めていきます。そしていつかは、ネパールこども病院でも、クリニクラウンの活動が出来るように、と考えております。
4)カラコルム大学の奨学金制度、刺繍などの指導者養成、母子保険システムの確立
高野山蓮花院東山ご住職とともに始めた、カラコルム大学の支援。ご住職が考える、学生の奨学金制度の拡充を支援すると同時に、僕のライフワークと思っている、母子保険システムの構築とも絡めて行きたいと思っています。
AMDAネパールこども病院の母子保険システムとして、病院の前に刺繍工場をつくり、貧しい母子の医療費、生活費を作り出すと行った構想。そのためには、現地での指導者が必要です。その指導者を、日本から送るとなると、多くの費用、人件費がかかります。そこで、カラコルム大学の学生の中から、現地で活動したい人を募り、ボランティアとしてではなく、仕事として現地に赴いて頂く、そんな方向性を考えています。
5)NPO法人福祉苑リーベの会の安定化に向けて
昨年7月NPO法人に成った福祉苑リーベの会。現場は、内藤さん、中川さん、寺井さんという強力なリーダーシップを持った方々がいますから、安心です。
でも、理事長を引き受けたからには、知的障害のこどもたちが安心して作業やパンの製造・販売が出来るように、できる限りお手伝いをしていきたいと思っています。
そして、今まで通りの、パス旅行、クリスマス会も楽しくやっていきますよ。みんな、頑張ろうね。
今年も、与えられた仕事を、希望を持って、一つひとつ確実にこなして行きたいと思います。
皆様の、ご指導、ご鞭撻をどうぞよろしくお願い致します。
(追記)今年から、「高麗人参果実搾り誕生秘話」の古い記事を、改訂して載せて行きますね。お楽しみに。)
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