いつものように、金曜日から土曜日は、徳島の病院で外来・当直中です。(勤務体制は変わっても、まだ徳島は行ってるんですよ。)

  

今日、8月12日は、「阿波踊り」の初日。15日まで、徳島は、「阿波踊り」一色に染まります。

徳島新聞阿波踊り
   

僕も徳島生まれの徳島育ちですから、この時期が来ると、頭の中で、「よしこの」が耳鳴りのように鳴り始めるんです。三味線が「しゃん、しゃん、しゃん、しゃん」と始まり、鐘が「かん、かん」、笛の音が「ぴひょろひゃらり」と。

  

そしてこの時期になると、おなかの下のほうから、上に向かってこみ上げるような気分になるの。これを、「ぞめき」というそうで、徳島県人に特有の症状らしい。

  

徳島県人は、小学校の時から阿波踊りを踊らされるから、だれでも踊りは踊れるの!踊れないと、徳島県人とは言えませんね。

  

医学生の時は、毎年、連日連夜、夜遅くまで踊ってました。ちょうちん持って踊ったり、掛け声をかけながら踊ったり。

  

徳島大学医学部の連は、「たけのこ連」って言うんですよ。問題!どうして、「たけのこ連」って名前が付いているのでしょーか?

(答えは、最後に、ね。しゃれた名前です。)

たけのこ連

  

「たけのこ連」特有の掛け声は、「たけのこ、たけのこ、ばかにすな!(あほれ!) 末は博士か、やぶ医者か!」

  

「踊る阿呆に、見る阿呆、同じアホなら踊らにゃ損、そん!」っていいますが、地元の人は、「踊る阿呆に、みるドアホ」って言って、見るだけならアホ以上、って言うんですよ!だから、踊らないと面白くありません。でも、踊るのは、本当に楽しいよ!

  
  

僕がどれほど踊るのが好きだったか、それを物語るエピソードを一つ。

  

4回生の時の夏だったか、先輩に誘われて、吉野川の河川敷で、ウインドサーフィンをしていたところ・・・・・

  

ボードを両手に抱えて、川の中に入っていったら、右足に空き瓶の割れたガラスが、ぐさっ!

  

なんのこれしき!と、もう一歩左足を踏み出したら、さらに、ぐさっ!

  

大学病院にいって、外科の先輩先生に、足の裏を2針、右足の裏を7針縫ってもらいました。

  

でも、もうすぐ阿波踊り。普通なら、踊りませんよねぇ。

  

でも僕は、「阿波踊りは、つま先で踊るから、足の裏でも土踏まずは使わへん!だから、踊るぞ!」よくやるよねー。

  

だから、踊ってる間も、休んでる間も、ずっとつま先立ち。それを4日間ずっと。あの頃は、若かったなあ!

  

そして、4日目の最終日。踊っていたら、途中から大雨。でも、雨でも踊るのが阿波踊り。最後まで踊り通しました。

  

そしたら、傷が化膿して開いてしまった!全身に細菌が回りかけて抗生物質を点滴する始末。外科の先輩先生に、こっぴどく怒られたっ!

  

今となってはいい思い出ですけど、当時はどうなるかと思いました。無茶するのは、今も昔も変わってませんねー。

  

あー、踊りたい!奇兵隊で、連をつくろうかな。

  
問題の答え、「たけのこ連」の名の由来は、「放っておけば、やぶ、になるから」。)
  

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