*ジャワ島津波緊急医療支援活動 5
7月25日夜、第二次派遣チーム(比屋根医師・渡邊看護師・梶田調整員・AMDAインドネシア支部医師二人)は、最大の被災地パンガンダランに到着し、第一次派遣チームと合流した。第一次チームからの要請で調達した、約200人分の医薬品(外用抗生塗布剤・高血圧患者用降圧剤・内服用抗生剤・ビタミン剤など)を携帯した。
25日は西ジャワ州チアミス県キムラク(CIMRAK)郡の村々を調査し、同郡保健センターからの要請により、レゴジャワ(LEGOKJAWA)村での診察実施を決定した。同村には避難者のテントが20~25あり、医者は元々いない。26日同村で、22人の患者を診察した。
現地からの報告によると、高台に避難していた住民の帰還作業も始まったとのことである。
【緊急医療支援開始日】
7月18日
(17日ジャワ島南西のインド洋で、マグニチュード7.7の地震、津波発生)
【被災状況】
死者:637人 行方不明:165人
(出典:UNOCHA/BAKORNAS PB , 24 July 2006)
【活動地】
インドネシア共和国西ジャワ州チアミス県
パンガンダラン郡プルバハユ村
キムラク郡ボゴロ村、レゴジャワ村
【診察患者数・予防接種数・ビタミンA投与数】
(7月21~26日) 計 622人
診察患者数:424人
はしかの予防接種とビタミンA投与:46人
破傷風の予防接種:152人
【主な疾患】
上気道炎 高血圧症 筋肉痛 頭痛 胃炎 皮膚炎
【活動参加人数】
医師6人 看護師3人 調整員3人 計12人
日本------医師1 比屋根勉
看護師2 向井信子・渡邊美英
調整員2 館野和之・梶田未央
インドネシア--医師5 看護師1 調整員1
【皆様からの募金を受け付けております】
郵便振替:口座番号01250-2-40709 口座名「AMDA」
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