*ジャワ島津波緊急医療支援活動 4
24日、日本から派遣された第二次派遣チームは予定通りジャカルタに到着し、インドネシア・スマトラ島から派遣の梶田調整員と合流した。明朝25日AMDAインドネシア支部 (スラウェシ島マカッサル)から派遣される医師2人と合流し、最大の被災地パンガンダランに向かう予定である。災害対策本部調べによると、パンガンダラン地区の津波による被災状況は、死者175人行方不明者35人、負傷者356人、避難者18800人である(22日保健センター発表)。パンガンダランで活動するAMDA緊急医療支援チームは、21日よりプルバハユ集落の診療所で医療支援を本格的に開始しており、21日から24日までに診察した患者数及び内訳は以下のとおりである。
(日付) (患者総数) (主な疾患)
21日 108人 上気道炎30 高血圧症16 筋肉痛16 頭痛13 胃炎10
22日 62人 上気道炎19 高血圧症 6 筋肉痛 9 胃炎 9
23日 34人 上気道炎 8 高血圧症 5 皮膚炎 4
24日 198人 (内、投薬等の治療を受けた患者は76人)
24日はパンガンダランから南東に位置するカリプチャ郡で医療支援活動を行うとともに、プスケスマス(保健センター)より要請を受け、ボゴロ村での予防接種プログラムに協力し、はしかの予防接種とビタミンAの投与を46人に破傷風の予防接種を152人に実施した。
【第二次派遣チーム】
<日本からの派遣>
比屋根 勉(ひやね つとむ)
内科医師 AMDA沖縄支部 ERネットワーク登録
医療法人大平会 嶺井リハビリ病院(沖縄県浦添市)勤務
沖縄県出身、同宜野湾市在住
(AMDAでの緊急救援活動)
エルサルバドル大地震緊急救援(2001.1)
渡邊 美英(わたなべ みえ)
看護師 ERネットワーク登録 長野市在住・出身
<インドネシア・スマトラ島から派遣>
梶田未央(かじた みお)
調整員 AMDAアチェ事業派遣調整員(2006.5.8~)
岡山県倉敷市出身
<インドネシア支部>
医師2人 Dr. Awaluddin Dr. Vahyanti
【活動参加人数】
医師6人 看護師3人 調整員3人 計12人
日本------医師 1 比屋根勉
看護師2 向井信子・渡邊美英
調整員2 館野和之・梶田未央
インドネシア--医師 5
看護師1
調整員1
【皆様からの募金を受け付けております】
郵便振替:口座番号01250-2-40709
口座名「AMDA」
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