今日は、AMDA兵庫とAMDAネパールこども病院に関係する最近の事など報告させてくださいね。
1)岩手の県立病院移転に伴う中古機材を寄付頂ける事になりました!
この度、岩手にある某県立病院の移転により、設備を新しくするとのことで、中古の医療器材が多数でることになりました。そして、県立病院のご協力により、多数の医療器材を、AMDAネパールこども病院に寄付して頂きました!
総額でも、数千万円はする医療機器の数々。AMDAネパールこども病院にとっては、宝の山ですね。
「もったいない運動」が盛り上がっている今日、やっぱり医療器材も有効利用しないとね。
現在、機器輸出に向けて、AMDA兵庫のO副代表と、AMDA本部の担当者が、輸出許可の申請手続きを進めてくれています。この秋、輸出の運びとなるかな。
僕も、往診を手伝ってるクリニックから、中古のオートクレーブ(滅菌装置)をもらってたから、それも一緒に送ってもらえそう。
AMDAネパールこども病院、さらにパワーアップしそうです。
2)ネパール医療支援に、若手医師のたまごさん二人が加わってくれました!
今まで、AMDAネパールこども病院を支えるため、多くの医師が関わってきました。また、AMDA兵庫からも、数人の医師が現地を訪れ、医療指導、手術指導などを行なってきました。
そしてこの度、その未来に、新たに若い力が加わってくれそうです。
ご縁のきっかけは、このブログなんですよ!
その若い力とは、愛知の医科大学で勉強中の女医学生のお二人。
二人は、ネパールが大好きで、何度もネパールに行っている、ネパールフリーク。
将来は、ネパールの病院でボランティアをしたり、もしくはネパールに住んで病院に勤めたいという気持ちまである、それほどネパールが大好きなお二人。
その言葉通りに、前回ネパールを訪問したとき、ある日本人医師からのご縁で、タンセン・ミッション・ホスピタルを視察したそうです。
タンセン・ミッション・ホスピタルといえば、このブログでも、僕の最初のネパール訪問記の中で記事を書いたことのある、AMDAネパールこども病院から北に数十キロの山中にある病院でしたね。大雨の中、がけ崩れを乗り越えての決死行、覚えていますか?(その記事はこちら )
二人は、その時には、AMDAネパールこども病院のことは知らなかったので、ブトワールの町を通り過ぎて、タンセン・ミッション・ホスピタルへ。
そして、日本に帰ってきてから、ブログ検索で、「タンセン・ミッション・ホスピタル」と入力してみたら、なんと僕のブログがヒットしたらしい。この「日本一変わった脳外科医」のブログが。
「是非AMDA兵庫の定例会に参加したい!」と事務局に連絡があり、6月定例会に来ていただきました。
ちょうど、6月定例会は、M代表は学会で不在、O副代表は、ジャワ島地震災害の医療支援のため不在で、僕が司会を務めた時でした。
愛知から二人の医学部生が来ると聞いて、自己紹介を聞いてみたら、ネパールを愛してやまないお二人。そして、タンセン・ミッション・ホスピタルに行ったこと、僕のブログを見てきたことなどが判って、これまた不思議なご縁。
定例会では、いつも事務を手伝ってくれている助産師Mさんの丁寧な現地報告もあり、満足して帰っていただきました。
そして、現地の支援に詳しいO副代表の話も聞いてみたいとのことで、16日、4人でランチしながら、歓談しました。お店は、ご存知、R・Valentino。ピエトロの美味しいピザを食べながら、ね。
お二人は、この夏もネパールに行くそうですよ。5回目らしい。本当にネパールが好きなんですね!
「ネパールこども病院に勤めたり、ボランティアしたりするには、何科に進んだらいいか?」とか、「研修病院はどこが良いか?」など、お二人は真剣そのもの。だから、僕らも精一杯質問にお答えしました。
特にO副代表の現地の活動の写真を見ながらの現場の声は、二人にとって良かったと思います。
こうして、新しい若い力が育ってくれれば、AMDAネパールこども病院や、ネパールのこどもたち、女性たちの未来に、必ずや大きな力となってくれるでしょう。これからも、暖かく見守り、力となってあげられればと思いました。
二人の熱意と情熱、若い力に、逆に励まされたような、そんな一日でした。まだまだがんばろうっと。
3)明日18日の毎日新聞朝刊を見てみてみー!
多くは語れませんが、明日の毎日新聞、買って見て下さい!(西日本の方ですけど。他の地域の方には、後日報告しますね。)お楽しみに。
スクラップブックも見に来てね!http://scrapbook.ameba.jp/brain-int_book/
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