昨日は、ダカーポのお二人が、AMDAネパールこども病院を支援してくださっていること、そして、この9月に、神戸や兵庫県下、大阪でコンサートがあることを記事にしましたね。

  

今日は、そのダカーポのお二人と、さだまさしのコラボレーション曲をご紹介したいと思います。

  

お二人とさだまさしさんは、昔から仲良しで、以前は、ダカーポの榊原まさとしさんに、「不良少女白書」という曲をプレゼントしたことがあったんですよ。(これが最初のコラボレーション曲ですね。)

  

そして、2003年に、さだまさしさんが、韓国のボーカリスト、楊姫銀(ヤンヒウン)さんの作詞を和訳し作曲した、「人生の贈り物~他に望むものはない~」という歌を作ったとき、さださんがダカーポのお二人に、「二人にぴったりの歌だから、二人で歌ってみたら」ってことで、ダカーポのお二人が歌うことになったそうです。

  

僕がこの曲を最初に聞いたのは、2003年8月6日広島原爆の日に、長崎で行なわれたチャリティーコンサートをNHKの特集番組で見ていたとき、楊姫銀さんと一緒にコンサートで歌っていたのを聞いたのが最初でした。

  

人生の深い意味が込められたいい歌だなあと思っていたら、その年のダカーポさんのコンサート(その時の記事はこちら )でも聞くことが出来て、さださん、ダカーポさん、どちらもファンの僕としては、2度嬉しい曲となったのでした。

  

あの頃はまだ、わき目も振らず資金集めに奔走していた時だったので、まだ十分に歌詞の意味を理解できてなかったかもしれませんが、40の不惑の年を越え、そして、何かしら達成感のようなものをすこし感じてきたこの時期だから、なんとなく少しはこの詩の本当の意味がわかるような、そんな気がしています。

  

僕が木曜日に往診に行っている96才のおばあちゃんはよくこういいます。「先生、人間って、歳を取れば取るほど、人生はどんどん早く過ぎていきますよー。でもね、自分の人生が短いと感じると、周りのものがすべて愛おしく思えるようになりますよ。」って。

  

前置きが長くなりましたが、歌詞を紹介いたしますね。

  
   

人生の贈り物~他に望むものはない~

  

作詞:楊姫銀  訳詞・作曲:さだまさし

  

季節の花が これほど美しいことに

歳を取るまで 少しも気づかなかった  
  

美しく老いてゆくことが どれほどに

難しいかということさえ 気づかなかった

  

もしももう一度だけ若さを くれると言われても

おそらく私は そっと断るだろう

  

若き日のときめきや 迷いをもう一度

繰り返すなんて それはもう望むものではない

  

それが 人生の秘密

それが 人生の贈り物

  
  

季節の花や人の 生命の短さに

歳を取るまで 少しも気づかなかった

  

人は憎み諍(いさか)い そして傷つけて

いつか許し 愛し合う日が来るだろう

  

そして言葉も要らない友に なってゆくのだろう

迷った分だけ 深く慈しみ

  

並んで座って 沈む夕日を一緒に眺めてくれる

友がいれば 他に望むものはない

  

それが 人生の秘密

それが 人生の贈り物

  
  

季節の花が これほど美しいことに

歳を取るまで 少しも気づかなかった

  

私の人生の花が 散ってしまう頃

やっと花は 私の心に咲いた

  

並んで座って 沈む夕日を一緒に眺めてくれる

友がいれば 他になにも望むものはない

  
他になにも 望むものはない

他になにも 望むものはない

  

それが 人生の秘密

それが 人生の贈り物
  

ネパールとダカーポ
  

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