*スラウェシ島洪水緊急医療支援活動を開始

  

インドネシア・スラウェシ島南部の南スラウェシ州各地で、18日から降り続いた大雨で洪水や土砂崩れが発生した。地元当局者によると少なくとも180人以上が死亡、130人以上が行方不明になっている。また、民家が多数浸水し、約7500人が避難している。洪水で橋が流され、道路が寸断されたため孤立した村も多数あり、国軍などによる救援活動も難航している。

  

AMDAではこの緊急事態に対し、AMDAインドネシア支部からの要請を受け、岡山本部からの派遣を決定した。被災地にて同支部医療チームと合流し、救援活動を開始する。
  

なお、本日22日昼、AMDAインドネシア支部医師5人と医学生5人がマカッサル(同支部所在地、南スラウェシ州州都)を出発し、既に被災地で活動を開始している。

  

<日本からの派遣者>
山上 正道(やまがみ せいどう)

 AMDA調整員 岡山市在住
ミャンマー、インドネシア・ニアス事業担当
(AMDAでの緊急救援活動)
2002年1月 アフガン難民支援(パキスタン)
2003年2月 スリランカ「医療和平」
   
小堀 他津子(こぼり たつこ)看護師

 医療法人アスカ会看護主任 岡山市在住
(AMDAでの緊急救援活動)
   1999年9月 台湾大地震緊急救援
2005年3月 インドネシア・ニアス島緊急医療支援

  

<派遣日>
6月23日(金)
9:45 岡山空港発(大韓航空KE762)
20:10 (日本時間22:00)ジャカルタ着
  24日(土)
1:00 (日本時間 3:00)ジャカルタ発 

           マカッサル行き

   

【皆様からの募金を受け付けております】
郵便振替:口座番号01250-2-40709 口座名 「AMDA」
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