昨日予告しました、日本クリニクラウン協会 事務局長の塚原さんのドキュメンタリー。
題名は、『あかいはなの男 道化師は心のお医者さん』
素晴らしい内容でした。
お会いしてお話を聞いたときに、その熱意に感動したことを再度思い出しました。
その内容をちょっと振り返ってみますね。
ドキュメンタリーの舞台は、長野県立こども病院。塚原さんが大学生活を送った信州の安曇野にある病院です。
塚原さんは、大学時代に、大好きなこどもたちに笑顔を与えられるクラウンを志願。
そして、クラウンとして一人前になるため、渡米し、修行を積んできました。
そして、大学時代をすごした長野県立こども病院で長期入院しているこどもたちに目を向けました。
やがて、ボランティアでこども病院を訪問するように。
そして、小児ガンで抗がん剤治療を受けているHくんと出会いました。
最初は、クラウンを「恐い人!」と恐れていたHくん。ビデオばかりを見ていた日々。
でも、その子のしぐさから、「強くなりたい」という気持を見抜いた塚原さん。得意のオトボケ役で、つよいHくんを引き出しました。
やがて、1ヶ月に1回の塚原さんの訪問を待ちわびるように。病状はどんどん改善していきました。
ドキュメンタリーは後半に入り、クリニクラウンを始めたきっかけに。それは、11年前の阪神大震災でのボランティアでの経験でした。
震災の後、神戸の長田に入り、震災で潰れた家から遺品を捜すボランティアに。
でも、悲しみにくれる被災者の人たちは、その悲しいはずの遺品さがしを、「宝探し」といいながら探していたそうです。笑いが、人の悲しみを癒していくという、実体験。
そして、クラウンとして、被災地で笑顔を広げるボランティアに。活動の範囲は、被災地、学校、そして病院へ。
それはやがて、悲しみを強く持つ病気のこどもたちに向けられました。それが、長野県立こども病院でのクリニクラウンのボランティアでした。
彼は今、日本中のこども病院にクリニクラウンを派遣できるように、日本クリニクラウン協会の事務局長を務める傍ら、アーティスティックディレクターとして、クリニクラウンの養成に取り組んでいます。
この塚原さんの熱意、技術が、新しいクリニクラウンの人達にどんどん伝わっています。
そして、去年秋、日本クリニクラウン協会から最初のクリニクラウンが誕生しました。その二人のデビューを指導する塚原さん。
「日本中のこども病院に、クリニクラウンを派遣したい。」 その活動の様子は、さまざまなメディアで注目され、その夢が大きく取り上げられるようになりました。
そして再び、長野県立こども病院へ。
どんどん病状が回復したHくん。
院内学級での入学式で、ポーズ!
そして、回復のおかげで、ついに退院へ。でも、クリニクラウンに会えなくなるのがちょっぴり寂しそう。
笑顔がこんなにもこどもの病気を癒していくんですよねー。まさに「こころの主治医」!
これからも、クリニクラウンの活動を支えて生きたい、と強く思ったドキュメンタリーでした。
是非、この活動を応援してくださいね。病気のこどもに、え・が・お を、宜しくお願いします。
日本クリニクラウン協会 のホームページはこちら。http://www.cliniclowns.jp/
賛助会員、活動会員大募集!詳しくはホームページを見にきてね。
そして、皆さんのご寄付を、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m。
郵便振込 口座番号 : 00920-3-118693
口座名称 : 特定非営利活動法人 日本クリニクラウン協会
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