*ジャワ島中部地震緊急医療支援活動 6


5月31日、細村医師、峯岸看護師及び石沢調整員は、ジョグジャカルタ市に到着し、AMDA多国籍医師団に合流した。31日、プランバナン診療センターの診療では気管支炎や下痢などが多く見受けられた。また、郊外のペレン村で巡回診療を実施、妊婦検診を多数行なった。館野調整員は、ジョグジャカルタ市で子ども向け医薬品(抗生剤など)と支援物資(粉ミルク・総合ビタミン剤・ORS(経口補水塩)、ミネラルウォーターなど)の購入に従事した。

6月1日以降も引き続き、下記を実施する。
 1.プランバナン診療センターで診療
   周辺で巡回診療(中部ジャワ州クラテン県プラムバナン郡ペレン村予定)
 2.サルジト国立病院(ジョグジャカルタ市)で、緊急手術・治療
 3.スハルソ国立整形外科病院(ソロ市)で、緊急手術・治療

また、被害の甚大さを考慮し、岡山本部、フィリピン・カンボジア各AMDA支部からの追加派遣を決定した。


<日本からの追加派遣者>
谷口敬一郎(たにぐち けいいちろう) 調整員

 岡山市在住 広島市出身
 AMDA本部職員 スリランカ医療和平プロジェクト本部担当
 ネパール抗議デモ負傷者緊急医療支援活動(2006年4月)参加
6月2日 9:45岡山空港出発 大韓航空KE762
    20:10(日本時間22:10)ジャカルタ着
  3日 ジョグジャカルタ市に移動予定

<AMDAフィリピン支部>
Dr. Danilo A. Bumanlag 内科医師(公衆衛生)
Dr. Ade Victor Bangsawan 一般医師


<活動開始日>
 5月28日

<活動拠点>
 スハルソ国立整形外科病院(ソロ市)
 サルジト国立病院、プランバナン診療センター(ジョグジャカルタ市)

<活動参加人数>
 医師20人 看護師6人 調整員4人 計30人
 日本-----医師1人 (細村幹夫 内科医師(呼吸器専門))
      看護師1人(峯岸亜紀子)
      調整員4人(館野和之・畑山ゆかり・石沢睦夫・谷口敬一郎)
 インドネシア-医師12人(内2人は地元医療機関責任者)看護師1人
 マレーシア--医師3人
 ネパール---医師2人 看護師1人(6月2日到着予定)
 カナダ----看護師3人(6月3日到着予定)
 フィリピン--医師2人


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郵便振替:口座番号01250-2-40709 口座名 「AMDA」
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