奇兵隊と山王ヘルスケアの共同作業により、「高麗人参果実搾り・スクイーズ2200」が出来上がろうとしていたちょうどその頃、AMDA兵庫 では、AMDAネパールこども病院に対する次の支援の方向性を話し合っていました。
開院以来、この病院で治療を受けたこどもたちは、延べ30万人を超え、また1万人を超えるこどもがこの病院で生まれました。小児科、産婦人科については、かなり救命が進んだと言えます。
ただ、まだ救えていない命もあります。特に、手術が必要な病気のこどもに対する医療は、まだ十分とは言えません。盲腸(虫垂炎)や腸閉塞といった、日本であれば手術で簡単に助かる病気でも、亡くなってしまっている現状があります。
それには、小児外科を立ち上げる必要があります。
しかし、現状では、病室は満室で、外来その他のスペースもぎりぎりといったところ。新たに建物を建てないといけません。
また、小児外科を立ち上げるためには、透視台や手術器具などを新たに購入する必要があります。そう考え合わせると、数千万円の費用がかかると思われます。
しかし、小児外科を立ち上げることができれば、AMDA兵庫 代表のM医師は小児外科医ですし、副代表のO医師は整形・形成外科医、そして、僕は小児脳神経外科医なので、現地での技術指導ができます。さらに多くのこどもの命を救うことが出来るでしょう。
最終の目標は、「日本のこどもたちと同じような医療を、ネパールのこどもたちにも受けさせてあげたい」、ということ。
この高麗人参果実搾りのプロジェクトは、その小児外科立ち上げの資金源、そしてさらなるAMDAネパールこども病院の発展のためにも、何とか成功させたいと思っています。
そんな、多くの夢が詰まった、「高麗人参果実搾り・スクイーズ2200」なのです。
今日の写真、「AMDAネパールこども病院での手術風景」
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