最近、「お金」に関係する記事が続いたので、お金」ついての僕なりの勝手な解釈、考え方について書いてみますね。一個人のたわごとと思って、読んでみてください。


1)お金って何なの?


お金は、物質的には、紙、もしくは金、銀、銅といった金属ですが、いつのころからか、人間が「これくらいの価値」という決め事を作って、表面に数字を印刷、刻印して、価値を書き込んだ物体ですね。


最近は、コンピューターやインターネット取引などが盛んになると、紙幣や硬貨を使わずに、単なる数字を打ち込むだけで、大もうけをしたりする人もあれば、大損をする人もある。最近も、単なる数字の打ち間違えで、ある証券会社に何百億円も損失がでて、大騒ぎとなりましたねえ。それに対して、そのミスのおかげで何十億円も稼いだ人もいる。クレジットカードや携帯電話で物が買えたりの時代。お金という物体もやがて要らない時代が来るのでしょうか。


僕は、満天の星空の下で幼少を過ごし、天体観測をしたり、パラグライダーをしたりしたためか、はたまた、サンテクジュペリの「星の王子様」が好きだったためか、時々、宇宙から、自分や人間、その他を見つめることがあります。


宇宙からみれば、お金は、紙幣に限れば単なる紙。人間という、銀河系の中の太陽系第3惑星の地球という星にすむ、ホモサピエンスという種が、ここ数千年前という、宇宙時間でいえば一瞬の前に作り出した、価値を書き込んだだけの紙。一万円札と、新聞紙1枚では、新聞紙1枚の方が、物質的には大きい。


ただ、この紙の表面に、数字を書き込んだから、良いことにも使われるようになったり、厄介を引き起こしたり。


一万円札一枚の使い道でも、こども一人分3円のワクチンで、3333人ものこどもの命を助けることもできる。


ところが、タンス預金のように、数千枚の一万円札であっても、寝ているだけで、単なる紙のままの事もある。


鉄鋼王カーネギーは、一生のうちにためた巨万の富を、カーネギーホールを建てたり、アメリカ全土に図書館を寄付することで使い果たし、子孫に「永遠の名誉を受け取れ!」という言葉を残していったそうです。


海運王オナシスは、一生のうちに巨万の富を築き上げたが、孫から「おじいちゃんの孫だったことを恨みます」と言われてしまったそうです。


使い方によって、良いようにもなるし、悪いようにもなる。だから、お金は、使う人間によって、良い物にもなるし、悪い物にもなる、単なる人間の道具に過ぎないんでしょうね。


2)お金は、誰のもの?


お金って、誰のものなんでしょうか。働いてお金を手に入れ、自分の物かと思えば、物を買うとお店に渡る。あっちに行ったり、こっちに来たり。


でも、「このお金は自分の物!」と思って、お札に名前を書き込むと、紙幣を傷めた罪とがめられるらしい。


僕の親父は、近所の神社の再建を私財を使って建て直したり、最近は本殿を造り直したり。お金は天下のまわりもの」とは、親父の口癖。


サンテクジュペリの星の王子様の物語にでてくる、ある星の人は、ずっと数字を数えています。星の王子様が「何を数えているの?」と聞くと、「私が宇宙で最初に、星を所有する、ということを思いついたから、すべての星は私のものだ。だから、その星の数を数えているんだ」と。王子様は、「つまんない」って。これも、お金についてのサンテクジュペリのメッセージかな。


お金は、まわりものであって、誰のものでも無いんでしょうね。でも、多く持つと、自分の物だと勘違いするようになる場合も、多々あるようです。


3)お金はどれくらいあるのがいいのか?


「お金は、多ければ多いほどいいに決まってる!」って言う人もありますねえ。でも、本当にそうでしょうか。


無いと困るし、わずかだと生きていくには窮屈ですね。でも、まったく無くても、南の島、タヒチに行った時に出会ったこどもたちは、海からの幸のみで天真爛漫に幸せに過ごしてましたが。でも、日本にいると、少しは無いと困りますねえ。


でも、多く持ち過ぎると、それを守るのが大変。減らすと不安になったり、争いの元になったり、嫉まれたり。多く持ったら持ったで、ものさしが長くなってきて、100億円持ったら、100億円の買い物をしていますよね。また多くの資産を残して亡くなると、相続をめぐって残された兄弟で争ったり。もちろん、多く持っても、それを受け入れるだけの大きなこころの持ち主の人もおられますが。でもアメリカのロトくじで何百億円も当たった人も、あまりいい人生を歩めてなかったりします。


僕の大好きなチャップリンは、ライムライトという映画の中でこう言いました。人生に必要なものは、愛と勇気、そして、少々のお金だ」と。


少しだけお金があって、いい人間関係の中で、生きがいを咲かせ、短い一生(高々、100年程度)を楽しく過ごし、親から受け継いだものを、子や孫に引き継いでいく。これが、一番幸せな生き方かなあ、と40才の不惑の年を迎えてなんとなく思っています。


4)どうしてこんな話を取り上げたの?


今回の、高麗人参果実搾りのプロジェクト、まだまだ始まったばかりで、結果が出るかどうかもわかりませんし、今のところまだまだですが、恵比寿様のご利益がでれば(?)、もしかすると、大きな資金になる可能性があります。

このプロジェクトは、奇兵隊のメンバーはじめ、ボランティアのメンバー、いろいろな企業の方々、良い人間関係の中で生まれてきた、痛快な人間ドキュメント(痛快コメディ?)だと思っています。

この人間関係は、プロジェクトが上手くいこうが、いくまいが、崩れることはないでしょう。奇兵隊も、何回も失敗しながら、残念会では大笑いできるような、そんな、楽しく、気持ちの良いメンバーの集まりですから。


僕自身、決して個人の利益のためにこんなプロジェクトを作ったわけでは全くありません。それは、奇兵隊のメンバーが一番良く知っているでしょう。出来た資金は、AMDA、AMDA兵庫、AMDAネパールこども病院、母子保健システム、福祉苑リーベの会、クリニクラウン、これから生まれるプロジェクトなどに廻していきます。関わった人、みんなが幸せになれ、痛快な良いことが出来るように、進めて行きたいと思っています。


でも、今頃、この文章を読んで、奇兵隊のメンバーは叫んでるでしょうね、「儲けてから言えよっ!」って。いつも、夢見る奇兵隊隊長ですから。


どうなるか、まだまだわかりませんが、暖かく見守ってやって下さいね。


今日の写真、「西宮えびすの福笹と高麗人参果実搾り」

福笹と高麗人参果実搾り

  

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