神戸大学医局人事をはなれ、AMDAネパールこども病院の資金集めに専念することを決意した、もう一つの理由を少し話させて下さい。


日本には、世界中の貧困地域で活躍する、医師や看護師などの医療ボランティアがたくさんいますね。AMDA兵庫 にも、今まで現地で活躍する多くの医療スタッフがいましたし、現在はM助産師さんがネパールで医療指導を行っています。


AMDA兵庫 のO副代表は、AMDAネパールこども病院の支援室長も兼ねていますが、ネパール以外にも、コソボ紛争後の医療支援や、イラン大地震、この間のスマトラ島沖地震のスリランカ津波災害での緊急医療支援などなど、世界中で活躍中です。


また、その他にも、今まで多くの看護師、助産師さんがネパールこども病院で数ヶ月といった長期間、現地ボランティアとして働いて下さいました。


しかし、そういった世界の現場で活躍する医療ボランティアに対し、理解や支援をしてくれる病院はほとんど無いのが現状です。


看護師さんの例だと、「数ヶ月間AMDAネパールこども病院でのボランティアに行かせて下さい」と、勤務先の病院に言うと、「じゃあ、辞めて行って下さい」って事になります。


だから、現地に行くために日本の病院を辞めてからネパールでボランティアをし、そして帰ってきたらまた職探し。それの繰り返し。


O副代表も、日本では非常勤勤務の形態をとっていて、緊急災害になるといつでも世界中に行ける体制です。最近は、小笠原諸島や宮古(伊良部島)諸島にはまっていて、みんなは、「Dr.孤島」と呼んでいますが。


本当に、世界の現場で働く医療スタッフの人たちは、本当に自分の普段の生活を犠牲にして、現地に赴いています。そんな彼ら・彼女らは、「自分のためでもある」と言います。殊勝な心がけですよね。


彼ら・彼女らを見て、自分だけが日本で安穏と生活していることが申し訳なくて。だったら、みんなが安心して現地ボランティアができる様に、後方から資金援助するのも、やはり一生懸命しないと失礼だなあって。


そう考えるうち、資金集めといっても、片手間でやるのではなくて、誇りをもって、がむしゃらに精一杯やろう」という気持ちになった訳です。


今日の写真、「世界中で活躍する、手術中の副代表」

副代表手術風景


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