これは、「ブレイン・コネクト」という意思決定のフレームワークを使った事例になります。
とある人から相談を受けて、一緒にブレコネしてみた内容です。
◆参考文献◆
「たった1枚の紙で誰でも意思決定できてしまうブレイン・コネクト」
監修:株式会社インクルージョン 著:杉村寿重/和氣俊郎/横内浩樹/平塚智文
三恵社2019年 https://www.amazon.co.jp/dp/4866931248
◆相談ケースの背景説明:古民家カフェで集客したい(お客を増やしたい)◆
50代の奥さんがオーナー、自宅で古民家カフェを始めた。奥さんは、サラリーマンの旦那さんの扶養になっている。
料理好きの奥さんが自宅を利用して始めたカフェの集客を増やす協力をしたいと思っており、どんな対策をすれば良いのかの相談を受けた。
奥さん(オーナー)は、旦那の収入があるので特段カフェで大儲けしようという雰囲気はないものの、お客さんにはもっときてほしいと思っている。
コックなどは雇わず、奥さん自身が料理を作り、材料の調達も仕入れ業者を使わず自分の家の畑の野菜やオーナーの奥さんが買い出しをしている(納入業者ステークホルダーは機能であり、その実態は奥さん自身が機能を担っている)。
カフェのスタッフは近所のおばさん達パートの女性で、お客が増えて人から多く見られるようになるとキレイになる努力をし、美しくなるだろうとおばさん達も期待している。
但し、場所は修善寺駅から車で15分なので10キロくらいの中伊豆にあり交通の便は良くはない。
◆ブレコネしてみた(ポストイット形式でStep1とStep2を行う)◆
◆Step3を導くための意思決定に繋げる◆
<Pain(そのせいで)から導き出される行動>
⇒カフェ内にWi-fi環境を整え、客がSNSで写真をアップできるようにする。
⇒集客活動で客が増えることを見込み、近所の人たちと仲良くなっておく(駐車場の場所や人手を借りられる)。
<Gain(そのおかげで)から導き出される行動>
⇒料理の腕が上がって、回転率が良くなる
⇒地元の野菜を使ったり、外国人向けのメニューが増やせる
⇒お客様が畑から食べたい野菜を取ってきて料理して提供(体験的なコト)
⇒近所の人から野菜など食材の協力を得る
⇒地域の人に特典を付ける
⇒ママさんが集まりやすい環境を作る
⇒地元住民の居場所(子供の英会話や遊び場、たまり場など)提供
⇒メニュー写真をSNSでアップ
◆カフェのオーナー(奥さん)が大切にしていることを考えてみる◆
1)広告宣伝費を圧縮したい
2)集客のために駐車場の確保が必要
3)お客様に美味しいものを食べさせたい
4)お客様同士で情報交換の場にしたい
5)観光客サービスも意識したい
6)近所の住人とWin-Winな協力体制を作りたい
◆そして、意思決定(Step3)を行う◆
1)まず行うこと=各種の環境整備(Wi-fi導入や近所仲良し)に着手する。
2)次に行うこと=地域に受け入れられる状況(集まる場、野菜提供などの協力体制)を作る。周囲をうまく巻き込んで行く。
3)その後やること=伊豆/中伊豆という観光地を生かして、カフェに外国人向けのメニューを作り、体験的コトも入れ込み、SNSでメニュー写真をアップしてオリンピックで増える観光客を取り込む。
株式会社インクルージョン(Inclusion Research Institute, Ltd.【略称:IRI】)
https://www.iri-ltd.com/ 【著作文責】和氣俊郎、杉村寿重
