これは、「ブレイン・コネクト」という意思決定を行う思考フレームワークを、本来とはちょっと変化球な使い方をして、怒りの分析と行動のコントロールを考察したものです。

※今回のワークショップはZoomのリモートで行った「遠隔ワークショップ」となります※

 

◆参考文献◆

・「たった1枚の紙で誰でも意思決定できてしまうブレイン・コネクト」

監修:株式会社インクルージョン 著:杉村寿重/和氣俊郎/横内浩樹/平塚智文  三恵社2019年  https://www.amazon.co.jp/dp/4866931248

・「アンガーマネジメント(怒りのマネジメント)」

著:杉村寿重 (Eラーニング一般公開講座)マネジメントソリューションズ 2019年

 

◆今回のアンガーCase5◆~帝王切開手術の同意書にサインしない夫~

 30歳近くの妊産婦と同年代の夫のケース。

 出産予定日を迎え陣痛から丸1日経っても出産に至らず、さらに妻には38度を超える発熱があり朦朧として辛い状態が続いていた。

 母子ともに危険な状態になりつつあったため主治医の判断で緊急帝王切開の運びとなった。 手術にあたり先に夫の同意が必要になったため、付き添っていた夫に一刻も早く署名してもらいたかったのだが、夫は「どんなリスクがありますか?」など唐突に医師に質問を始めた。

 それを見ていた妻は、「今更つべこべ言わずにさっさと書いてくれ!」「そもそも妊娠した時点から可能性として帝王切開での出産は当然有り得るのだから心づもりをしておいてくれ」とイライラした。

 

◆このケースをブレイン・コネクトで整理してみる(Step1)◆

◆時系列で整理(Step2)◆

◆それぞれのステークホルダーは何をどう行動するか(Step3-1)◆

◆意思決定(Step3-2)◆

◆アンガーマネジメント(怒りの構造を考察)◆

【アンガーマネジメントとしての解釈】

・妻の一番の不満は「大事な局面で夫がグダグダ言う」
(妻は、自分が弱って心に余裕がないネガティブ状態から、現状打破する為に怒りを覚える)
・その結果として怒りの妻は、夫の悪い部分(状況把握力や判断力が無い等)に着目してしまう、『心のフィルター』が発動される。

・結果として今回の妻の怒りの類型は、心のフィルターと考えられる。

 

以上が今回のお話です。

 

さらに追加で別の場面で今回のケースをやった時、とある独身男性が描かれたブレコネが興味深かったので、おまけで載せておきます。

 

◆とある男性目線でケースを考える(Step1、Step2)◆

※ステークホルダーに胎児が出てきました※

◆そしてこんな意思決定になりました(Step3)◆

※このままだと夫は、妻に切られる危険性がありそうですね( ;∀;)※

 

 コロナ禍で3密を避けるために弊社が得意とするワークショップを控えてきましたが、全面解除となりブレコネを始めとする弊社のワークショップは先月より再開しています。

 形態は従来の集合形式だけでなく、オンライン形式のものも、Eラーニング形式のものもご要望に応じて様々な選択肢で対応できるようにしています。

 

【お問い合わせ】

https://www.iri-ltd.com/ もしくは info@iri-ltd.com (担当:杉村)

【著作文責】株式会社インクルージョン(Inclusion Research Institute, Ltd.【略称:IRI】) https://www.iri-ltd.com/