今日の話題は手前味噌ですが、
このほど私が日本頭痛学会で発表した内容を数回に分けて一般の方にも
分かりやすくお話します。
頭痛専門医であり救命救急専門医でもある私にとって、慢性頭痛も大きな課題ですが、
避けては通れない危険な頭痛は救急病院では日常遭遇する頭痛でもあります。
そんな頭痛診療でもひやりと思われる症例を発表させていただきました。
患者さんは50歳代男性、出張のためビジネスホテルで宿泊をしていて壁にもたれてうたた寝をしてしまい
気がつくと頚部の寝違えたような痛みとこりを伴う頭痛を出現したため、売薬を内服。患者さんは
元来頭痛もではなく、頭痛を感じることはめったになかったそうです。
翌日も頚部のコリと、頭部全体の圧迫するような頭痛症状が続いておりました。
2日経ち頭痛症状も軽減していたため通常通りの生活をおくっておりましたが、3日になり
頭部全体の締め付けられるような頭痛症状が出現し症状が軽減しないため、私の外来
に受診。悪玉頭痛を否定するために頭部CTを施行となりまいた。
最初の印象とすると、善玉頭痛(1次性頭痛:緊張性頭痛だったり片頭痛など)をイメージしており
さほど私の心の中も緊急性が高くありませんでした。
しかし、頭部CTから帰ってきて驚き・・・・・・・・・・・
続く、、、、、
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