頭痛の患者さんには十分な問診と頭部MRI/MRA,場合によってはレントゲン写真、頭部CT等々がありますが、
緊急性を要する頭痛にはよく頭部CT検査を行います。
また、頭部MRIは色々な画像が得られ情報も多いので診断の一助になります。
片頭痛の患者さんは頭部MRI/MRAにて頭蓋内に病変がないことを確認してから治療に入ります。
よく患者さんから
『また、MRIを撮るのですか?』
といわれることもありますが、
私ども頭を見る医師にとってはCT、MRI/MRAは聴診器みたいなもので病院で治療しているときなぞは
1日何回か撮ることもあるくらいです。
刻々と変化するような頭蓋内病変の場合には頻回にCTないしMRIをとります。手術室(手術台)
にMRIやCTを置いている病院もあります。そのくらいです。
特に片頭痛の患者さんは脳梗塞など起こすこともあり1年に1度くらいは検査を薦めてます。
しかし、私は検査中心に診察をしないよう心がけています。問診・診察がなにより大切と思っています。