みなさん、こんばんは
ブラームス音楽教室サクソフォン講師の西川です
本日は、前回の記事でも少し匂わせていた…楽器を演奏するときに大事な呼吸法についてお話したいと思います。
サクソフォンは吹奏楽器その名の通り、息で吹いて奏でる楽器ですが、その息は、ある呼吸法をもって楽器に流していきます。
それが腹式呼吸
最近では、ヨガなどでもこの腹式呼吸が使われたり、腹式呼吸ダイエットなんかも流行するなど話題の呼吸法でもあります
腹式呼吸とは、一般的には胸郭(肋骨などからなる籠状の骨格)をなるべく動かさずに行う呼吸のことをいいます。
簡単に言うと、吸う時にお腹が膨らみ、吐く時にお腹がへっこむような呼吸法です。
普段は恐らく、吸う時に肩があがるような胸式呼吸の方が多いのではないでしょうか?
この腹式呼吸は、リラックス効果もあり、健康面にも非常に効果的な呼吸です。
一度やってみましょう!
息を吸いながらお腹に空気のエネルギーをを入れ込んでいく。
そして吐く時は肩を下ろしていくように…
一般的には、息を吐くときはお腹をへこます とされていますが、楽器演奏の時は「お腹をへっこめる」という意識はあまり良くない結果を招いてしまうことがあります
といいますのも、楽器を演奏するときはお腹の支え(下半身の支え)が非常に重要です!
ですので、息を吐くときはお腹の奥(お尻の穴)をくっと引き締めるように吐くと、楽器演奏の際は非常に良い音が奏でられます
普段腹式呼吸を練習する際は、まずは息をたっぷり吸ってお腹を膨らませることを意識してみてください(もちろん息を吐くときはお腹はへっこみます!)
その際、お腹ではなく肩があがってしまわないように気をつけて下さいね
長くなりましたが、
楽器を演奏するのにまず大事なことは、腹式呼吸で、たっぷり息を吸って(吸いきる)、たっぷり息を吐く(吐ききる)ことです
最初は疲れてしまうかもですが、慣れてくると身体も鍛えられますし、ダイエット効果もある…かも