こんにちは。松田明典です。
新年度を迎えBRAFTはデザインプロダクション28と一緒になり新章がスタートしました。これから色々と新しいことにチャレンジしていきたいと考えています。
まず手始めに今月から「一問一答」に変わり新たに「メンバーブログ」を始めます。これはBRAFTインストラクターによる与えられたテーマに答える形で書くリレーブログです。
今回のテーマは「フィットネス業界で働くことになったきっかけ」です。
一回目は言いだしっぺである私、松田が務めさせて頂きます。
テーマの「フィットネス業界で働くことになったきっかけ」ですが、私はおそらくメンバーの中でもっともこの業界で働く可能性の低かった人間だと思います。
私は高校から大学に入った時までフィットネス関係の仕事に就くというのは人生の選択肢には全くありませんでした。
そんな私がフィットネスと縁ができたのは大学時代。
サッカー部に所属した時に他の部員よりも技術で劣っている自分がどうやって勝負したらいいのかと考えたことがきっかけでした。
当時はまだ筋トレに対して選手はそこまで深く考えていなく、トレーニングは行うもののそこまで科学的に追求する選手は部の中で少なかったのでした。
そんな中で他の選手よりも高いレベルのフィジカル(肉体)を手に入れればその分、プレーにおいても向上できるのではと考え、当時学習院からひと駅のところにあったティップネス池袋店に会員として入会したのが、フィットネスとの出会いでした。
フィットネスクラブに通いながら、トレーニングの本や栄養の本を読みながら勉強していくうちにフィットネスというもの自体にも徐々に関心を持つようになりました。
しばらくして家庭的な環境で部活を止めなくてはならない事情が発生し、道半ばにして打ち込む目標がなくなってしまったのですが、その時に興味を持ったのがティップネス池袋店でのエクササイズスタッフでした。
当時、そこのスタッフとして働いていた人には、現在はトレーナー派遣会社の草分け的なパイオニアのリアルフィジカルトレーナーズの社長西原氏や、グループパワーなどのBFSプログラムのマスタートレナーの中沢氏などがいて、他に個性的でプロ意識の高い先輩が沢山いて、フィットネスに対する考え方やプロとは何かということを学ぶことができました。
今考えるとあの時代は本当に贅沢な店舗だったと思います。
そして、ティップネス池袋時代に実に多くの方とジムでのトレーニング指導の接客やレッスンを提供することを通じて出会うことができました。
その活動の中で「自分のような人間でも人になんらかの良い影響を与えることができるんだな」ということを感じることができ、それはとても大きなやりがいであることを知ることができました。
このような出会いがあり、私の人生プランにはなかった「フィットネス業界」で働くというきっかけが生まれました。
今でも私のフィットネスの原点は全てあの頃のティップネス池袋にあると思っています。
あの時に経験したことを更に磨きをかけ、そしてより多くの人々に影響を与えられるようになる為にBRAFTを始めました。
今年はBRAFT6年目に入りまた新しいステップに登りましたが、あの頃の気持ちを忘れずに今後も邁進していきたいと思います。
最後にティップネス勤務時代にティップネスが発行している冊子に載った若かりし頃の写真をお見せします。
ちなみに写真左下に「高橋・・・」と写っているのが見えると思いますが、実は下には若かりし頃の高橋千佳も載っていますが、これはまだ秘密ということで(笑)
さて、明日は誰のブログが載るかお楽しみに!!
松田明典