冬季の積雪に関するさまざまな問題については、このブログでもお伝えしたところですが、その難点の一つに、積雪してしまうため、どうしても外に出ることが億劫になり、運動の機会が減ってしまうことです。さらに稚内では多くの方が車で生活しているため、このことに拍車をかけてしまいます。

特に屋外での運動の機会が大幅に制限されます。ウォーキングやランニングといった運動は歩道上のものですが、車道は除雪されていても、歩道までは除雪されていないことが多いため、歩行者の通行は危険になります。また道路上が凍結していて、滑りやすくもなっています。もっともスキーは例外ですが。

そこで、年中できるスポーツが水泳なのです!稚内市には市営プールである「水夢館(すいむかん)」というものがあり、年中屋内で水泳を楽しむことができます(実際の運営は指定管理者)。この意味でも、水泳は寒冷地にとっても、すばらしいスポーツなのです!水泳が趣味の筆者も、稚内滞在中は、頻繁に水夢館での水泳を楽しんでいます。


なお、この水夢館ですが、単に温水プールのみならず、ウォーキングマシーン等のジム施設、エクササイズができる部屋もあり、さながら「最北のスポーツジム」ともいえます。

プールには「競泳プール」と「レジャープール」の二種類があります。前者は普通の25メートルプールです。後者は都心部のプールにあるような、水が流れていて一周できるものです。このため、ちゃんとした水泳をしたい人はもちろん、お子様、家族連れでも楽しめるようになっています。

さらに興味深いことに、夏場、稚内市内の小中学校で体育の授業にプールがある学校では、生徒たちがバスで水夢館を訪れ、そこで水泳の授業を受けています。夏場にしか授業として水泳をしないところ、各学校が個別にプールを持つよりも、公営プールを間借りしたほうが、費用的にも合理的ですね。さらに、レジャープールは幼稚園の児童も使うようです。

また「稚内少年水泳団」も、水夢館で練習をしており、筆者が小学生の時に通っていたスイミングスクールの役割を果たしています。なお、筆者は特に球技については超運動音痴で、小中高の体育の時間では相当に苦しめられましたが、こと水泳に関しては、母親にスイミングスクールに通わせてもらったことがあり、唯一できるスポーツとなっています。(お母さん、ありがとう!)

真冬でももちろん屋内は暖かく、夏場と何ら変わりがありません。水を温めることも含めて、相当の暖房代を使っていると思われます。しかし、このブログでも取り上げた、北海道の医療機関の冬期暖房料金である「療養担当手当」のように、冬期間、追加料金を取られることはありません。一年中同様の値段(大人のプール利用であれば1回600円)。
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最後に難点としては、写真のような半円球の構造のため、暴風雪により屋根がはがれてしまい、休館となってしまうことが、年に1回は発生しているようです。確かに屋内にいると屋根が高く、広々としていいのですが、こうした問題が生じてしまいます。もっとも、下手に屋根を平らにすると、その上の除雪という問題も出てきますが……
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冬期間、雪が降りしきるなか、さながら「雪見の水泳」となることもあり、最北での水泳もなかなかにオツなものです!